↑「他人のことを考えて同じものは2つまでにしましょう」との看板。
1ヶ月ぶりにアメリカのカルフォルニアにすむ友人とFT(フェイスタイム)をしました。
前回は2月の下旬。
彼女から「3月の下旬に来日するのをどうしようか」と相談があった時は、
日本の状況が悪くて、
「今はこない方がいいよ」
「3月最初の頃まで様子を見たら」と話してたのですが、
この1ヶ月の間にアメリカでも大流行してしまい、
今は日米の行き来なんて以ての外になってしまっています。
カルフォルニア州も最初から危険度が高く、
3月10日の時点では、半数以上のケースがワシントン州とカリフォルニア州でした。
ところが現在、
アメリカの死者数6000人のうち30%、2000人はNYCとなっていて、
もっぱら日本でのアメリカの話題はNYCになっています。
彼女の送ってくれた写真と説明によると、
3月4日に、カリフォルニア州による緊急事態宣言が発せられ、
3月11 日にはカリフォルニア州で、250人以上の集会は3月末まで日時を変更するか延期するようにとの勧告。
3月11 日にはカリフォルニア州で、250人以上の集会は3月末まで日時を変更するか延期するようにとの勧告。
小さい集会は6フィート(180㎝)の距離を保つ限りは良いが、ハイリスクの人の場合は10人未満に保つことということで、
3月15日からキリスト教会の礼拝がオンラインになるという決断を教会スタッフがしたそう。
少し戻って、3月13日。
国家レベルで緊急事態宣言が発せられ、
友人が教師として関わっている校区もその翌週から当初は2週間だけ休校となり、distant learningに切り替えられました。
国家レベルの緊急事態宣言が出された夕方、
国家レベルの緊急事態宣言が出された夕方、
彼女は仕事帰りにコストコに寄ったところ、かなりの行列になっていて、
諦めて帰ってきたと言うことでした。
人々もこの緊急事態宣言をかなりの衝撃で受け止めたのでしょうね。
トイレットペーパーやペーパータオル、ボトル水、消毒液の買い締めがこの頃から始まったということです。
↓3月14日のTrader Joe's。
↓3月16日のTrader Joe's。
↓3月16日のコストコ前。そんなには長い列ではなかったそうです。
店内に入れる人数の制限をしていたそうです。
この週末(3月13日)からは、
毎日、毎時間、刻々と状況が変化して大変になってきたんだそう。
3月19日には、さらにカリフォルニア州による、Stay at Home命令発行。
16 Critical Infrastructure Sectors (16の必須インフラ、基盤となるセクタ、部門)以外は全員、家にとどまることになりました。
その後、期限が延期されているので、
現状況がいつまで続くかは未定。
学校に関しては、6月の夏休みに入るまで、distant learning が続くだろうとのことでした。
↓3月21日Trader Joe's前。
店内に入るのに20分くらいかかったそうです。
6フィートの社会的距離をとってますね。
先週末から州立の公園やビーチへの立ち入りもできなくなっていたり、
近所の公園の遊具も使えないようなっているということで、
予断を許さない状況です。
実際、食材の買い物と散歩しかしていないと友人は言っていました。
何処も我慢の時期ですね。
ただ、アメリカの話を聞いていると、
きちんと数字で示しているものも多く、指示が具体的だなと思いました。
一方、
昨日朝のニュースでは、
「各家庭に布マスクを2枚配布」の話題が大きく取り上げられてて、
「もうどうでもいいやん」と正直思いました。
「2枚」だけが明確であっても意味ないじゃん〜。
今の怖さは「医療の崩壊」です。
それを防ぐために、
とにかく首相なり首長の
明確な指示が必要。
明確な補償が必要。
なんだかオブラートに包んだような、
はっきりしない、
人間の善性や良心に訴えかけるような物言い、対応は、
もう終わりにしていただきたいと思いました。
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そんなに買い込まなきゃいけない?
大行列で逆に感染のリスクにさらされて…
お家にある程度の備蓄はあるでしょう?と思ってしまいますが,
無期限だったり空っぽの陳列棚を目の当たりにすると
やはりどんな人でも「買わなきゃ」となるのでしょうか…
足腰の悪そうなおばあちゃんが手押し車を押しながら空っぽの陳列棚を見て「何もない…」と涙しているのとか,死にもの狂いで頑張ってきた看護師さんがようやく家に帰って食べ物を買いに行ったら何もなかったとか,そういうエピソードを聞くと,切なくなります。
そしてマスク。もう薬局の陳列棚に残るようになってきました。
今さらマスク。。。
徐々にこう言う状況は解消してるみたいです。
でも、すごいところは、アメリカ人、ちゃんと「社会的距離」をとってるところ。
スペースのあるアメリカだからとも思いますけど、わたしたちもそれくらいの距離を開ける必要はありますね。
今回、今現在の日本では、なんとかスーパーも普段と変わらないので、これがこのまま続いていってほしいです。
名古屋ではマスク、陳列棚に残るようになった??
それは朗報です。
こちらでは、まだ全く手に入りませんが、少しずつ問題が解消していってるのだったら、ありがたいです。