手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

周囲でも温度差がどんどん出てきた新型コロナ対応

2020-08-28 | 手帳・雑感
(↑連日、空の写真で失礼してます。東京・六本木はこの時間大雨。そんなに離れていないのに、我が家の上の空は夏空。でもにわか雨の怪しい雲はいますね〜)




目安としている東京都の新規感染者数が徐々に減ってきているように見える昨今。

暑さのおかげと、

お盆休みを都民がグッと堪えた結果とわたしは思いますけど。

実際直近の感染者数は、少しもどってますね。


しかし、

政府の諮問機関が、

「ピークは過ぎた」というような発表をし、

9月には「 GoToトラベル」の東京除外解除を検討するとの話も出てきて、

にわかに

頭の上に乗っかっていた重石が取られようとしてます。



実際に、

近所のプールも秋からは教室を再開することになってますし、

全体として少しずつ少しずつ普通に戻ろうとしているのを感じています。


自分の中でも、

3月、4月ごろの警戒感ではなくなってます。


でも、一方でそんな自分に不安になることもあるんです。


周りの人が、

結構自信を持って「もう大丈夫だ」とか、

「心配しすぎだった」などと

楽観的な意見を言われてるのを聞くと、

「ほんと? そんなにはっきり断言してもいいの?」という気持ちも強い。

正直「何、その自信はどこから来るの?」と言いたくもなる。


未知のウイルスで、

まだ根本的な治療の方法や予防の方法が確立していない段階ですからね。



最近、こんな風に、

身近な人々との温度差を感じてわたし、

色々な意見、特に自信たっぷりに語る人の話を聞いていると、

正直しんどくなることがあるんです。



そこで、解決策としてこんな風に考えるようにしました。


仕事においては、

職場が出勤を命じたら、

「感染が怖いから行けない」とはなかなか言えない。

そう主張するなら、仕事をやめるしかないわけです。


でも、

仕事ではない緩やかな関係、案件で繋がってるグループなら、

もし周囲と感覚が違えば、

あえて合わせようとしなくてもいいと思うようにしました。


というのは、

最近こんなコトがあったんです。


ある数人のグループで、

「もうコロナは大丈夫」という意見が、そのグループの長から出たんです。

その人、数ヶ月前にはかなり慎重な考えの人だったんですよ。

今回、かなり自信を持っての発言。

それを聞いた周りの人たちも同じような意見。


わたしは全然そう思ってないですが、

今回は黙って聞いてました。


ここまでくると、

その人その人の感覚の問題、感性の問題かもと思ったからです。


「大丈夫」と思ってる人は、本当にそう思ってるわけで、

思ってない人はそう思ってない。

「大丈夫か大丈夫でないか」に関しては、

意見を戦わせてどちらかに決着させることではないですね。


わたしが意見を言って相手の考えを変えようとか、

自分の意見が正しいと主張し、相手に聞かせようとかとも思わない。

また同様に相手の意見でわたしの考えが変えられるとも思わないから。



「大丈夫と思うのか、思わないのか」、

「コロナに対する恐怖心が強いか強くないか」というのは、

人それぞれ。

得た「情報」を元にした、その人の総合的な判断、

そして受け取り方の問題ですからね。

当然、正しい情報を元にしての話であることは前提ですが。



とにかく、

わたしとしては、

そのグループの考えに無理くり自分を合わせる必要はないと思ったのです。


その小さなグループのプロジェクトも、

関わっている人たちが「大丈夫」と思って進められるなら、

それは受け入れようと。

でもわたしは、「まだ気をつけたい、まだ怖い」と思ってるから、

そのグループの活動から離れればいいんです。

その離れるという行為を、

他の方に認めてもらえたらそれで十分なのです。


世の中には「意識して大丈夫をアピールするグループ」と、

「自粛警察のようなグループ」の両極がありますが、

結局はどちらも自分の立場を正当化する動きですね。


未知のウィルスですから、先のことがわかる人は誰もいない。

だからこそ、

認識の違いもあって、

感染者数が頭打ちのような数字になると、

人々の間でもコロナに対する温度差がますます顕著になっていきます。


そんな時に、

お互い相手を裁かない、相手に裁かれない状態でいたいですね。


大丈夫と思う人は、

怖がっている人もいることを理解して、

他の方への配慮を忘れず自分の責任で行動すること、

大丈夫と思わない人は、自分の責任で自分の行動を制限し、

「大丈夫と思っている人」の行動を非難し制限しないこと。


両者が違った考えを受け入れ、

折り合いをつけながら生活していけると、

心の中のもやもやや不安が少しずつでも解決するのではと思うのです。




ただ、新型コロナの問題は、

最終的には当然気持ちや感覚の問題ではないですね。


先にも書きましたが、

絶えず正確な情報と状況を把握し、

未知のウイルスであることを忘れず、甘く見ないこと、

100年に1度ほどの疫病なので、

正常化バイアスを働かせすぎないこと、

ここらへんは絶対忘れてはならないことだと思います。



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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (とむすけ)
2020-08-28 05:44:13
おはようございます。
難しいところですね。
この夏休み、私の住む辺りでは海水浴場もオープンし、我々親子とママ友親子、計3家族で海に行きました。
しかし、その夜、ママだけ集まって飲みに行こうとのお誘いは遠慮しました。
最近も県内で感染者は出ていないし、きっと大丈夫かも知れませんが、やはり他人もいる密閉空間でというのは怖い…
この辺りは田舎の為か、大多数がのんきでびっくりします。
まぁ自分でも海と居酒屋さんでどれほどリスクに差があるのかとも思うけれど。
他人との感覚の違いをどうにかしようとするのは結構ストレスですよね。
まんじゅう顔さんの仰る通り、コロナの件は、自分自身の思うようにして自衛し、他人については構わないというのが、一番いい気がします。
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Unknown (ぶたうさぎ)
2020-08-28 12:05:47
未知のウイルス。
地域によって流行状況が違うから感覚も違う。基礎疾患があるとない、また年代により罹患して命に関係する人、そうでない人との違い等々。
これまでの半年でわかったことからしか今を判断するしかない。そして、自分がこれまでの知見からするとどのくらいの危険な立場にいるのか、やそれをどう考えるかで行動も違ってくる。
今国も法律を変えて入院やホテルでの隔離をしなくてもいい方向にできるようにするような?その費用が浮くことと、無症状なのに隔離される人の負担が減る⁉️とか。
でも、自宅隔離になれば家族のいる人はどうするのかまでの事は考えてない。
家族が全員軽症ですむ年齢高性能が前提か⁉️と耳を疑う。
後は自己責任なのね。各自が危ないと感じたら、高齢者や自己疾患のあるひとは自分のお金で感染した家族が陰性にのるまで避難するようなことをさせるの?とすぐに考えたわ。

まさに、人類が他者をどこまで思いやれるかを試されていると思うこの頃です😞💨
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Unknown (sweetpotato66)
2020-08-28 14:35:22
リスク大きいと言われてる私の職場でも、コロナ対策に関する思いはそれぞれです。
せめて職員同士は密を避けたいと思ってるので、休憩中は休憩室を使わずに私一人で過ごすのですが、若い方は狭い部屋での食事&会話も気にならないようです。
コミュニケーションをはかるには、新入りの私も積極的にお話に加わった方が良いのでしょうけど。
我が家のようにPCR検査を受けた家族がいたということも、危機感を覚えるには良かったかも知れません。
今の症状が、コロナ禍初期のものとは違うようだというのも、対策がゆるんできた原因かも知れないなぁと、私はそんな風に感じています。
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Unknown (まんじゅう顔)
2020-08-28 21:11:11
とむすけさんのように、コロナが県内で出ていないところでも、気をつけようと思う人はいらっしゃいますね。全然気にしない方もおられるでしょうから、きっとこちらよりもその温度差は顕著なのかも。でも逆に、県内でまた出た一人となりたくないと言う気持ちも強いかもしれません。
わたしも住むところに限らず、とむすけさんと同じような選択をすると思います。
この、人それぞれの感覚は、どうしようもないですね。それぞれが自分の考えにしたがって行動するしかないです。人の行動や考えを見たり聞いたりしているだけで、結構ストレスになりますから、自分の気持ちのすんなり落ち着くところで、行動できたらいいですね。
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Unknown (まんじゅう顔)
2020-08-28 21:19:08
まさにぶたうさぎさんのおっしゃる通りです。
我が家は高齢だったり、基礎疾患を持ってるものがいたりで、新型コロナは恐怖でしかありません。
今もその感覚は同じです。
大勢の人にとってはかかっても軽症ですんでも、ある人は重症化するリスクを孕んでる。軽く考える人は、「自分はかかっても大丈夫」と言うのが前提にあるのだろうと思います。けれど、かかって重症化する人がいると言う認識は薄い。
「自分は大丈夫でも他人はどうか」と言う他者への配慮ができるかどうかが問われてる感じがしますよね。
これが経済の問題と混ざってくると、本当に難しい。国の舵取りも大変だと思います。
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Unknown (まんじゅう顔)
2020-08-28 21:25:41
sweetpotatoさん、おっと、PCR検査を受けられた方がご家族におられるんですね?それは知りませんでした。でもそう言う経験をすると、とてもウィルスが身近になり、余計に気をつけるようになりますね。
わたしは3密を避けられない保育所や学校関係、介護施設関係も、全部PCR検査を定期的にやってほしいと思うくらいです。東京の区によっては実施し始めたところもあるようですからね。
うちの自治体は、全然そんな話を聞かないので、どうなんだろうと思います。
一人一人の気持ちも緩んできてますから、このままズルズル行きそうに思い超心配です!
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Unknown (ちかこーん)
2020-08-28 23:03:11
コロナに関しては本当に人によって温度差を感じます。
怖がりすぎるのもダメ,
怖がらなさすぎるのもダメ,
ただの風邪なんて小馬鹿にするのもダメ,
これがいいあれがいいもう大丈夫と断言するのもダメ。
……だというのが私の考えです。
何をもって終わりとするのかわからないのが現実ですが,
何をもって「断言」する人が出てくるのかも…私にはよくわかりません。
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Unknown (まんじゅう顔)
2020-08-29 17:26:30
ちかこーんさんのおっしゃる通りです。
断言が一番怖いです。そして自分の考えを押し付けるのも怖い。
みんな微妙な思いで生活してますからね。お互いのそんな気持ちを受け入れられるといいですね。
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Unknown (もも)
2020-08-29 21:24:31
複数のコミュニティをお持ちの方ほど
同じような問題に直面しているかもしれませんね。

まんじゅう顔さま、賢明だと思います。
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Unknown (まんじゅう顔)
2020-08-30 13:50:20
ももさん、ありがとうございます。
そうですね。皆が同じような感覚のグループはいいですけど、そうでないと、それに気持ちを合わせるのもしんどくなりますからね。
きちんと理由を言って加わらない、離れる、そんな決断もしていく方がお互いのためと思って行動したいと思います。
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