手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

NHK『新プロジェクトX 〜挑戦者たち〜ゴジラ、アカデミー賞を喰う』に泣く

2025-02-04 | ドラマ・映画・漫画・youtube
(↑ NHKのHPよりお借りしました)




夫が、「もう〜」とわたしの顔を見て言う。


そりゃそうでしょ。

振り向けば妻がテレビを見て、

ビービー泣いてるんですから。


夫が「お前が喜びそうなものがNHKでやるよ〜」と

テレビをつけてくれました。

「何?何?」と聞くと、

「ゴジラ!」

「へぇ!」


よく聞くと、山崎貴さんたちのプロジェクトに迫る

ドキュメンタリーらしい。

もう、席について正座して(大袈裟?)見ました。






中島みゆきさんの『地上の星』が流れた時点で、

感極まったわたし。

ずっと瞳は濡れたまま・・・(笑)。




映画を作るにあたって

陰で山崎さんを支えたブレーン、

映画エグゼクティブプロデューサーの

阿部秀司さんの存在や

どの方も素晴らしい山崎組の面々の中で、

若い二人の技術者に光が当てられて、

このドキュメンタリーが進んでいったのは

とても良かったです。



プロデューサー阿部さん無くして山崎さんはなかった。


その阿部さん、

『ゴジラ-1.0』の出来上がりはご覧になれたようですが、

アカデミー賞の3ヶ月前にがんで亡くなられました。






山崎さんは

誰よりも彼にこの賞を見せたかったことでしょう。




さらに、若い二人。

実際にネットで自分の動画をアップしていた二人が

山崎さんに見込まれ、声をかけられ、

山崎組に合流。


一人の方は、東日本大震災の津波で親を失い、

祖父母と共に生活しておられた方。

なかなか学校にも馴染めず

PCでの映像作成にのめり込んでいたところでの

山崎監督との出会い。

山崎組では「植木職人」と言われているそうな。

特に

神木隆之介が着陸する架空の島の作成に尽力された人。

彼に任せると、

見る間に木が生えてくるんですって(笑)。



もう一人の方は、

あの海の波を作った方。

スピルバーグも舌を巻いたというVFX技術です。

彼、

アカデミー賞授賞式でも前に出ておられましたね。



天才は天才を見つけるんですね〜。

肩書きなどは全く必要なしの、

実力の世界。

一本釣り!


見出された二人は、

もともと自分の楽しみでやっていたことが

認められ山崎組へと導かれて、

まさに水を得た魚。

あれよあれよとアカデミー賞へと

行っちゃったわけだから、

すごい話ですよね。


ちょうどそんな息子と同年代の二人を見ていて、

頑張れ〜〜とエールを送りたくなる。

こんな風に

若い人たちも自分の持っているもので

思い切って勝負できる

そんな社会であってほしいです。



東京で活躍をしている孫を

涙ながらに見守る祖父母の姿にまたこちらも涙。


研究でもものづくりでも何でもですけど、

レベルの高いスタッフが集まり、

そこでさらに刺激を受け合って、

一つのものを仕上げていく、

作り上げていく、

目指すところが高ければ高いほど、

過酷な作業になっていくでしょうが、

若い人の柔軟な発想と

ベテランの経験値と、

それらの才能がうまく結晶した時、

想定外の素晴らしいものが出来上がるのでしょう。


最初にも書きましたが、

山崎監督だけにスポットが当たってるのではなくて、

むしろ周囲の方々、普段は表に出てこない人たちに

スポットが当てられているところが

何より良かったです。


どうも『ゴジラ』の次のプロジェクトが

動き出しているようです。


一ゴジラファンとして、

ゴジラの進化を見続けたい、

そう思います。



再放送は、2月8日(土) 午前8:15〜午前9:00です。

ゴジラが好きでも嫌いでも、

泣けますよ〜〜。




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