花粉はすごく飛んでるけど、家にこもっていても体が鈍るばかり。
夫と二人で久しぶりにウォーキングをしました。
(↑「しでこぶし」が美しく咲き乱れていました)
(↓昨年は枝をかなり強剪定されていて花がほとんどついていなかった「枝垂れ桜」。今年はそれが効いて、ものすごく花がいっぱい咲きました)
まーさんをわたしたちのところに引き取ったのが、
今から丸7年前。
義実家は
その時から空き家になり、
不動産屋さんに管理はきちんとしてもらっているものの、
慌ててまーさんを引き取ったために、
ありとあらゆるものがそのままになっていて、
夫単身で帰って処理したり、
家族皆で帰って片付けをしたりということもありました。
けれど、
こういうの、なかなか捗りませんね。
この春も帰って片付けをと考えていました。
ところが、
予定していた日にちと
まーさんのショートの日が合わないだけでない、
いろんな理由でその予定が吹っ飛びました。
夫だけでも帰ってと思っていましたが、
ギリギリでの変更になるために、
ホテルが取れずじまいです。
わたしの友人たちもそれぞれに、
実家や義実家の片付けには色々悩みがあるようで。
私たち世代の大きな課題の一つなのでしょう。
昔の人は、
今のようにものが溢れる時代ではなかったので、
「勿体無い」という思いで、
何でも「取り置いて使い回す」のが
当たり前の時代に生きておられたわけですから、
いろいろなものをとっておく習慣がある。
若い時はそれでもそれがうまく循環していたのですが、
歳をとると、ただ溜め込むだけになってしまう。
収拾がつかなくなっていくのですね。
うちも、
まーさん、
すごく几帳面で、
ものは多くても、きちんと整理した中に住んでいました。
ところが一人暮らし最後の頃は、
同じものを何枚も買って
それが袋に入ったそのままで置いてあったり、
きちんと畳んだ服が山のように積み上がっていたり。
バリバリ洋裁をしていた頃は、
着物を潰して、
いろんなドレスや服に変身させていましたから、
反物やら生地やらは山のように積み上がってる。
買うだけで作っていなかったのです。
「一人暮らしで買い物することだけが楽しみだったのだろう」と、
それを見た夫は、
まーさんのことをとても不憫に思ったようです。
とにかく何が多いって、
洋服も含めて布類がものすごいことになってるのでした。
帰って色々仕分けしてましたが、
やはり限界がありました。
夫は諦めて、
地元の片付け屋さんに見積もりを取っていました。
最後の最後は片付け屋さんに頼むしかないかもしれません。
戦後のもののない時代を生き抜き、
ものがある生活を少しでも楽しむことができたまーさん世代は、
仕方がないとしても、
もともとものがある中で生活してきたわたしたち世代としては、
心して次の世代に負の遺産を残さないようにしたいものです。
ものを減らす、
生活をシンプルにすることを
今のうちから積極的に取り組みたい。
毎年この時期になると、
実家、義実家のことを考え、
自分にハッパをかけているまんじゅう顔なのでした。
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本日の絵手紙。
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夫の実家は震災で流されたので、"片付け"は自然がやってくれ、今になればだいぶ気が楽になってると言ってます。
一人暮らしの楽しみは買い物って、男女共にそうなのかと、まんじゅう顔さんのブログで再確認しました。義母もそうでしたし、父も今の楽しみは買い物に出かけることです。
それを不憫に思うご主人は、お優しいです。
私の弟なんかは、たくさん買う父に怒ってますからね。
私も自分で判断が出来るうちに色々考えようと思いました。
結構皆、悩んでる。
わたしたち世代は、この経験を次の世代にさせたくはないですね。
そうでしたね。旦那様のご実家のことは、その時は辛い思いをされたと思いますが、「一気に終わった」と思えるようになったというのも、正直なところだと思います。
わたしも父がものをどんどん捨てる人で、自分のものはもちろんのこと、わたしのものもあらゆるものを整理してしまっていたため、父母が亡くなった後、ほとんど何も残っていませんでした。その時は寂しい思いやちょっとした腹立ちもあったのですが、今ではありがたかったと思っています。
そうなんですか?お父様も??
わたしも女性特有なのかなと思ってましたが・・・。
夫は実母を長いこと関西に一人置いていたことをかなり申し訳なく思っていて(実はまーさんの方が選んでいたわけですが)、「買い物くらいどんどんしたらいい」とよく言ってました。
ところが実際片付けないといけなくなると、不憫に思いながらも途方に暮れてます。
父母が元気なうちは、実家をさわれないという人もたくさんいます。
けれど、親が亡くなり本格的に実家の整理をしなければいけなくなる頃には歳をとってしまってて、片付けどころではなくなるという人も。
悩ましいことですよね。
思えば、日本には、長く「家制度」があり、「長男が後を継いで」…という流れで、そこの家や、集落が続いて「成り立って」きたけど、その「流れ」は徐々に無くなり、ウチの方も「一人暮らしの高齢者」→「空き家」…という流れの状況が増えてきています。(*´-`)
こういう状況、外国ではどうなのか? そういえば、ドイツ人たちは、もともと「狩猟民族」の名残りなのか? 「家」に執着しない感じで、「家を売る」「家を買う」ことを、軽く?行っていた感じでしたね。(^^;
夫の上司に「お茶」に招かれた家は、「築200年の家を、○○マルクで買った…」といった話をしてました。(^_^*)
今、私の観ている「星降る夜に」というドラマには「遺品整理」やら「家の片付け」をする業者が登場してるけど、今後益々、そういう業者が必要になってきそうな状況ですよね。♪( ´θ`)
父母世代の方々は、若い時は物のない時代だったために、ものを大事に使う習慣があり、捨てるのを結構嫌がりますね。「勿体無い」とよく言われました。
ところが後半は、大量消費時代にも生きていたわけで、ものはどんどん入ってくるが、気前よく捨てられないというジレンマの中にいた世代なのかなと思ったりもして・・・。
一方の、ものを気前よく捨てられるはずのわたしたち世代も、なかなか片付けが進まないのですけどね・・・。
そうか、外国のことは考えたことがなかったです。ドイツはそんな感じなのですね。
ドイツ人はものに対する捉え方もわたしたちと違うのかな。
こういうことに対する外国の人たちはどうしてるのか、興味が湧きました。