つれづれなるままに 354  三回忌

2007-10-10 18:30:29 | 雑記
暑い夏の頃から、三回忌法要準備のためのパンフレットや電話、何処で調べるのでしょうか。毎日のように封書が送られてきました。
10月10日、94歳で生涯を閉じた祖母、どんな人生だったのでしょうか。
若い頃は自由気ままに育ち、34歳の時主人の父の元に後妻として嫁いで来ました。家には姉2人、そして主人と3人の子供が、祖母は妹、弟を生みましたが、妹は32歳、弟は20歳の若さで他界、いずれも事故で亡くなり、波乱に満ちた人生だったと思います。「私には私の生んだ子供がいるからあなた達には世話ならないからと」言い切り強気でいた祖母も、どうする事も出来なかったのでしょう。我が家に来て13年、病院を行ったり来たり、その間主人が亡くなった事も知らずに秋晴れの休日、老衰の為亡くなりました。葬式も子供、孫もみで、3回忌も私の手作りの料理でと今日無事終わりました。
我が家の栗の栗ご飯、お煮しめ、祖母はお煮しめの種類は7種類と、その通り7種類、人参の白和え、キンピラは辛めに、ボウダラはアマジョッパク、ボリボリキノコは湯がいて酢醤油で、頂いた白まめを煮、豆腐となめこ汁、野菜の天ぷらと、仏壇には、最後まで食べたいと言っていた「あんぱん」が・・もう喉に詰まることはないので思いっきり口にほおばってと、
日本の仏教は死者を弔い祖先を大切にすると言うよい習慣があり、法要の中で読まれるお経はや念仏は亡き人の為に差し向け、自分が生きて居る事について深く考える事でもあるようです。念仏は届いただろうか。