つれづれなるままに  367  芭蕉も訪れた松島へ Ⅳ

2007-10-29 12:00:05 | 雑記

かつて伊達政宗や松尾芭蕉も遊覧した松島、大小さまざまな260もの島々が点在する松島湾、今回は塩釜から松島まで、湾内一周50分、マリンゲートコース、塩釜を出てすぐ「かもめ」が餌をねだって遊覧船に集まってきました。「カッパエビセン」2袋100円、1袋いただいて早速、来るわ来るわ、上手に手から銜えていきます。

  

 

 

4つの空洞があるのが鐘島、大波が寄せると洞内に反響して「ゴーン」と聞こえるそうです。仁王島、性格の異なる岩から出来ている自然の傑作パイプを銜えベレー帽をかぶっている様にも見えます。

 

 

 

 

 

               松島のシンボルと言われている五大堂

 

 

 

 

瑞巌寺は観光ガイドさんを頼みました。伊達政宗は武将としてだけではなく、文化面にも精通して、京から工人を呼び寄せ、828年、慈覚大師が創建下建物を、伊達政宗が5年の歳月を再興したもので、彫刻、障壁絵など豪華な桃山文化、本堂、また孔雀の間の絵はすばらしいものでした。

 

 

                正宗が手植えした、臥龍梅、4月頃が見頃とjか

 

 

 

              総門から続く参道皆楽しそうでね。お疲れ様でした。

          


つれづれなるままに  366  山形蔵王から宮城蔵王へ  Ⅲ

2007-10-29 10:10:07 | 雑記

今回の楽しみの一つに蔵王エコーラインの山越え、エコーとは呼べば聞こえる「山のこだま」からきているそうです。

蔵王に登るにつれ紅葉が、樹の種類でしょうか、青いのが「青森とど松」、そして北海道には黒松内のみしか見ることの出来ない、「ぶな林」、「モミジ」が少ないのでしょうか、黄色が大部分を占めていました。この赤い実は、高山植物「みやまナナカマド」だと思いますが、「ナナカマド」の種類で、上に伸びず横に張っていきます。登るにしたがって多く見ることが出来ました。

 

 

  

 

 

「お釜」の水は温かく、湖の底は噴火口、温められているため「お釜」だそうで、私は形が、お釜に似ているのかと思っていました。

頂上の刈田岳時間がなく登ることが出来ませんでしたが、頂上から見た「お釜」も周りの風景もまた違った趣があったのではないかとチト残念に思いました。次の楽しみに取っておきましょう。

 

           

 

 

 

 

 

 

 


つれづれなるままに  365  「奥の細道」と山寺  Ⅱ

2007-10-29 09:10:16 | 雑記

芭蕉が門人の曾良と共に「奥の細道」の旅に出たのが、今から約300年前、1689年、この時、芭蕉は46歳、山寺に到着したのが7月13日の夕方頃で、麓の宿坊に荷物を預け立石山に登りました。

 

        「岸をめぐり、岩をはいて仏閣を拝し、佳景寂寞として心すみ行のみおぼゆ。」

                  と書いてあります。

        

                     閑さや 岩にしみ入る 蝉の声

 

 

 

 

              山寺芭蕉記念館から眺めた山寺立石山の全景

            

 

 

 

              1000段の階段も一歩一歩手すりをつかみ、頑張りました。

 

 

 

  ついに奥の院到着、上まで登ると達成感があり満足満足。

 

 

 

頂上、奥の院まで登ると、景色も最高、普段忘れていた信仰心みたいなものが思い出され、芭蕉の気持ちになり、心洗われるるような気がいたしましたました。