つれづれなるままに  1307  「特定非営利活動法人」とは

2011-06-18 20:14:56 | 雑記

今日の会議はある団体の「特定非営利活動法人」の設立、設立会議に出席しました。「特定非営利活動法人」とはどんな団体を指すのか先ず疑問に思いました。

帰って調べてみました。NPO法人の正式名称が「特定非営利活動法人」だそうです。「非営利」という言葉が使われているので、無料(又は格安)でサービスを提供しなければいけないと思っている方が多いですが、そんなことはありません。分配をしなければ、普通の企業と同じように有料にして、利益を出して、(言葉は悪いですが)儲けてもいいのです。しかし「営利」との違いは、利益を配分するのではなく、もう一度次の活動に使うので『非営利』ということだそうです。

ボランティア活動の特徴である『無報酬性』とNPO活動の特徴である『非営利性』をときどき混同して、「NPOがお金を稼いでいるのはおかしい」とか「ボランティアでやっているのだから収益事業を行わないのが当然」ということを聞くことがありますが、これは誤解だです。

 収益を上げるということは、対価を取るということです。収益を上げて経費(人件費など)を引いたものが『利益』で、それをみんなで配分するこ、利益はどうなるのか?といいますと、余剰利益は来年度の予算に使われることになります。この利益を設備投資などに使い、さらに次年度の会計に利益を繰り越ししても構いません。「余剰利益」は、会員や寄付者に分配するのではなく、次年度以降にさらに活動の規模を大きくする為に、活動の質を向上させる為に使用すること。そして公益の増進を一層推進してください。」というのがNPO法人なのだそうです。

今日の会議の意味「特定非営利活動法人」の事は少分かったような気がしますが、しかしこの支部のメンバーから外していただきました。私達の趣旨、目的が違うような気がしたので。

明日から一泊研修「黒松内つくし園」訪問です。