今日は体の左右差のお話
人体は内臓の配置が不均等であるうえ、利き手、利き足が存在するため、左右は不均等になることはある意味必然です。
しかし、ことランニングにおいては左右均等であることが望ましいわけです。
ちょっと横道にそれますが、
「整った顔立ち」≒「美しい顔立ち」
とは、左右が均等な顔のことらしいです。
人は、左右均等で整ったものを
平均値=好ましいと
無意識に認知し、「美しい」と感じるのだという説です。
特に影響するのは噛むことらしく、無意識に左右差が生じ、その結果、表情筋に不均衡が生まれ、ゆがみが生じてしまうと、
「整っていない」≒「美しくない」
となってしまうとのこと。
女性の皆さん
美しくなるためはスキンケア以外にも、食べるときにどちら側で何回噛むか意識するということも必要らしいですよ
スポーツに話を戻すと、
競技によっては左右均等な動きを求められ、それ自体が成績を左右するものがあります。
モーグルスキーや体操といった採点競技は特に重要視されます。
一方でラケットを使う競技はほとんどが動きは不均衡になります。
テニスを長年続けた自分は、左右のゆがみだらけで、ランニングにおいて故障の原因になっています。
また、不均衡な体の使い方の結果からか、左足のボリュームが右足に比べて小さく、シューズのフィット感に左右で差があります。
ワイドラストが多い国産メーカのシューズでは
右に合わせると左が緩くて肉刺ができやすく、
左に合わせると右がきつくて黒爪になる
といった問題を抱えることになります。
先日も書いたように、前足部がゆるい
Mizuno Wave Amulet3
はフル一本でお蔵入りすることになり、やっぱりシューズは海外ブランドに限ると考えていました。
が、今後出場するトレラン大会のコース特性に対応するバリエーションを増やべく、迷った挙句に
アシックスの
GelFuji-Racer3
を購入
ヘタレ初心者のくせにゲルフジシリーズのトップモデルを履いていいのかという点と、左が緩いことを
気にしつつ
軽量
普通のランニングシューズにい高い屈曲性
ラグ高さが比較的小さい
⇒走れる区間が多い高速コース向き
ミッドソール部に水抜き穴があり、水はけがよい
⇒沢渡りがあるコースに適す
という、手持ちの2足と異なる特性を優先して選択
履いてみると案の定、左前足部がゆるゆるで、紐で締め付けるとアッパーに皺ができ、蹴りだし時に屈曲した部分が甲に強く当たる不快感が
左にだけ薄いインソールをプラスすればフィット感を向上できるかも?
と考え、早速百円ショップへ薄いEVA製インソールを探しに行ったところ、メッシュ(スポンジ?)状のインソールを発見
これなら通気性も水抜けもよくて、自然と足型に合わせて潰れて変形し、丁度良い当たりがでるかも?
耐久性に難があっても54円/枚なら気になりません。
さっそく、ハサミでサイズ調整して装着してみると、ちょっときつめに感じますが、紐を調整すれば気にならないレベルにできそうですし、拇指球部などはしっかり変形して当たりが徐々に軟らかくなってきます。
また、リハビリ指導の理学療法士、S保コーチにも
左が右より短い
と指摘されているので、このやり方は脚の長さの左右差の調節にも役立っていることになるかもしれません。
しばらくジムで試走しながらチェックしてみることにします。