ランネタが続いたので、今日は車ネタでいきます。
先日、神戸に宿泊した際にホテルのVODシステムで映画『RUSH プライドと友情』を観ました。
この映画はF1レースの1976年シーズンをクライマックスとして、ニキ・ラウダとジェームズ・ハントのライバル関係を描いています。
この二人が活躍した第1次F1ブームを中学時代に迎えた自分は、このころから雑誌AUTOSUPORTを愛読していたので、大いに楽しむことができました。
映画には実名でF1関係者が多数でてきて、「この人は若いころこのチームにいたのか」という新鮮さもありました。
そんな代表例としては、ジェームズ・ハントが所属していたヘスケスにエンジニアとして在籍し、後にフェラーリやティレルでチーフデザイナーとして活躍し、ホンダがコンストラクターとしてフル参戦を計画した際にプロトタイプマシンをデザインしたハーベイ・ポスルスウェイト博士がいます。
彼は現代のF1マシンにつながる空力デザインコンセプトであるハイノーズを採用したティレル018を空力スペシャリストのジャン・クロード・ミジョーとともに生み出した著名なデザイナーです。
実はずっと前(つまり10代の頃から)気になっていたのはちょっと珍しいポスルスウェイト(Postlethwaite)という姓の由来でした。
田舎の一少年だった昔は調べる術がなかったのですが、今はインターネットがあるので乏しい英語力を駆使して調べたところ、「ウェールズ」にある地名に由来するとのこと。
姓名は地名や地形に由来するものが多いのは何処の国でも同じなのだと長年の疑問が解決して妙にすっきりした一日でした。