大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

押し切り用刃物

2008-09-20 20:46:03 | Weblog
これは京都東寺骨董市で手に入れた。 寒い冬の終りの市で風邪をこじらせた苦い思い出の骨董市だった。 この刃物はかなり大量に置いてあった。 似た物が恐らく20枚は有ったと思う。 業者はこれを押し切りの刃だろうと言う。 詰まり馬に食わせる草や藁を細かく切る馬草切りに使う刃物だろうと言うのだ。 なるほどそう言えば 私の父の実家にも似た道具が有った様なかすかな記憶がある。 この刃物を刃を上にして固定し上に藁や草を置いて上から押し切る訳だ。 刃は鈍ったら外して研ぎ直せる様になっているんだ。 とすると今でも作られているの物だろうか。 どこか廃業した鍛冶屋からまとめて持って来た様に思うが。 値段は500円と安かった。 もっと買っても良いが 使わないだろうから1枚で充分な気もする。  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

刃物

2008-09-20 20:33:38 | Weblog
これは何に使う物かはっきりしない。 骨董屋も首を捻るが一説には何か飴を転がして棒状にした物を切る刃物では無いかと言う。 しかし飴は鋏で切っていたから用途については今一納得出来ない。 良く見ると刃の直線状先端部分には刃が付いていない。 これは未加工なのかこの程度の鈍い刃で柔らかい物を切る想定なのか不明。これは以前良く通った熊川神社骨董市で買った。 多分千円位で買えたと思う。  これを短冊に切って何か小鉋でも作る時の刃にすれば良いと考えて購入した。 しかし何となく珍しい物に思えてそのまましまって置いた。 刃表に橘のマークと国弘の刻印が有った。少し錆が出ていたので、サンドペーパで磨きシリコンを吹き付けて置いた。 用途不明なので一応刃物として登録しておいた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紙きり包丁

2008-09-20 19:38:22 | Weblog
これは何に使う道具か実ははっきりしない。 私が群馬県大田市に転勤で住んでいた今から15年以上前の事だが、隣の桐生市に有る桐生天満宮骨董市でこれを購入した。先端が三角形をした刃物で、薄刃で右勝手の物だ。 皮切り又は紙切に使う包丁ではないかと考えるがはっきりとした用途は不明。 少し研いで見たが良い刃物だと思う。 だが此れと言った使い道も無く長く引き出しにしまわれていた。久し振りに出して見たが少し錆が出ていた。 やはり使ってやらなければ駄目だろうがしかた無い。 錆を落としてシリコンOILを塗り写真を撮ってまた元に戻した。 それでも大切にしている。刃裏には極上 登録 武重と刻印が有る。 柄の木部をしっかり握り、定規に押し当てて三角の先端部分で押し切れば相当に厚物も切れると思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする