大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0044  二枚刃平鉋  銘 征服

2008-09-21 18:15:22 | Weblog
この鉋も何処で手に入れた物か忘れてしまったな。 多分熊川神社骨董市ではないかと思う。 刃幅寸六分のごく一般的な二枚刃平鉋だ。 征服とは第二次世界大戦で戦時気分を高揚するために付けた物か。 山の頂上で人が万歳している図柄になっている。 単に山の様な難題困難を乗り越えてこの立派な刃物を作ったという程に 職人はずうずうしくないだろうから、問屋が軍に納めるには適当な名前として採用したと考えるのは行き過ぎだろうか。 まあ当時の物資不足の時代では良い材料も使ってないだろう。 研いで見ると焼きが少し甘く切れも良くない様に思える。 時代的には戦前戦中の物と考えるがどうだろうか。 
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0242 二枚刃平鉋  銘 正孝

2008-09-21 17:59:47 | Weblog
この鉋は東郷神社骨董市で購入した。 数本まと買いした中の一本で大体500円程度の物だ。 正確な時期は忘れたが2005年頃だったと思う。 この鉋は刃幅2寸と少し大型の物で台も桜材の様に思われる。 正孝銘の鉋は以前も持っていたが人にあげてしまった。 また手に入ったと言う事は結構出回っていた物だろう。刃は使われて鋼の残りもわずかだ。 刃は短くなり台にもぐりこむようになって使い難いので手放した物だろう。 軽く研いで見たが切れそうな感じはする。 しかし刃裏も少し錆が入っており、裏押ししても取れるかどうか疑わしい。 従ってきれいに錆を取り、化粧研ぎして そのままコレクションした。何処のどんな鍛冶屋の制作した物か調べて見たいと思っている。
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竹割り鉈

2008-09-21 12:08:14 | Weblog
これは何時頃購入したか忘れてしまった。 多分桐生天神骨董市で買った様に思うが、今となっては記憶は曖昧。 だからこうやって購入経緯を残す様にしている。これも刃幅は狭くなっているが、古い刀を切断して作った物では無いだろうか。両刃で25センチ程度の刃の長さが有る。 笊を作る時に材料となる竹ひごや竹皮を薄く剥ぎ取る時使う物ではないかと思う。 柄は樫で出来ていたが割れて腐っていたので私が自分で作り直した。 出来るだけオリジナルに近い柄を付けたつもりだ。 時々出して見るが いざ使う機会は無い。 竹を均等な厚みに裂くことは簡単な様で難しい。 練習が必要だしこれが出来ないと笊は作れない。今の所そこまでやる時間が無い。 残念だが仕方ない。
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枝打ち鉈

2008-09-21 11:27:51 | Weblog
この鉈は私が転勤で群馬県太田市に住んでいた頃に、高崎の骨董市で手に入れた。確か2500円位したと思う。何となく高いなとは思ったが、同行した友達が別な1本を買ったので私も釣られて買った。 両刃で刃幅が狭く柄が長い。銘は無いがマークが刻印されている。 群馬は農業の盛んな所でありかつ林業も盛んな所なので 恐らくは地元の鍛冶屋が作った物だろうと想像している。 用途は形からして枝打ちと思うが私の勝手な判断である。 今骨董市でも鉈や斧は余り見かけない物となった。以前は良く見かけたが。 これを持つからには緑の保全ボランティアにでも応募して 道具の活用と趣味を兼ねた枝打ちでもやるしかないと思うが。庭の小枝を切り束ねて捨てる程度しか活用していない。
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