鉋も名目 五百丁を越えたか。 この内何丁かは 人に譲ったので 実際五百の大台に届かないと思う。 これだけ鉋を集められたのも骨董市のおかげだ。 良く鉋有るから私のを買ってくれよと言う人がいる。 総てお断りしている。 市に出かけて自分の目で見て 親爺と話をしながら、値切って買うプロセスを大切にしている。 そうで無いと入手の経緯を忘れてしまう。 さてこの鉋は前述の物と同じ所から購入した。 多分前の持主も同じだろう。 外丸と内丸とペアで使ったのだろうか。 この曲面を見てもどう言う仕事に使うか想像できないが、少なくも桶類では無いと思う。
これも護国神社骨董市で手に入れた物だ。 買った時は 白っぽい台の色で サンドペーパか何かで 古色を削り取った様に見えた。 台の中央にラベルが貼って有った。 通産局長賞受賞 KIYA TOKYOSA&COと印刷されていた。 そのラベルは磨いて居る内に剥がれた仕舞った。 銀座の木屋で売られた物だろうか。 不明。 刃は37ミリ有り 多分小鉋の部類だろう。 まだそれ程使って無い。 多分古い物だろうと思う。 余り使う機会は無いだろうが 折角入手したので刃も研ぎ直して 大切に保管しようと思う。 別のもう一丁と併せて千円で それ程安くない。
4月16日までという事だったので、急いで上野に出掛けた。 モダンアートが好きとか嫌いとかでは無く 見て理解出来ない物が多い。 しかし大体感覚的に、これは好みだとか、嫌いだとかは 判断できる。 まあそれで良いと思う。 こう言う物を見ると 自分の好みがどう言う物か 大体判る。 形が面白くて 色使いの鮮やかな物。 暗く絵具をぶちまけた様な物は好きでは無い。 リズミカルな動きのある形と鮮やかな色使いの物、もしくは 深い青で落ち着いた 物が好みの様だ。 見た後 二階の食堂で昼食を食べた。 上野の杜の緑も濃くなり さわやかな風のそよぐ 公園を眺めて食事はなかなか良い。 それにやたら混雑してないのも良い。 ここはお勧めだ。