大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

分銅

2014-04-04 12:52:43 | Weblog
町田骨董市で購入した。 300円だった。 棹計りの分銅だが、これは最近の物で 単に錆びているだけの物だ。 別にワザワザ買う必要は無い様にも思う。 しかし絵柄を 見ると富士山らしい山の上に甲府と入っている。 甲府は私の古里だし、これのもう少し 大きな分銅をもう1個持っている。 だからこれを購入してみた。 この裏側には 「さ 秤量 弐貫」と 書いてある。 甲州商人という言葉が有り ずるがしこい悪徳商人のイメージがあるが、実際 甲州は貧しく 生きる為の智恵だったのかも知れない。 こんな分銅の付いた計りを持ち歩いたのだろうか。 大きな分銅は 桑の葉っぱを計り 売る為に 使ったと聞いた。 まあこれで 親子 がそろった訳だ。
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木槌 

2014-04-04 12:44:26 | Weblog
町田骨董市で 買物のおまけとしてもらった物。 この木槌は雨に当たったと思われる片面が ヒビ割れが出来ている。 柄も乾燥して 木槌の頭が抜けそうだ。 取敢えず汚れを落として OILを塗った。 柄が抜けそうなので 木の楔を打った。 頭部は直径5センチ 長さ10センチで それ程重くない。柄も短い。 昇降盤の刃を外す時に 使うと良さそうだ。 頭部と柄に三星と マジックで書いてある。 人の名前では無い様にも思う。 これは出来れば消したいが、木の繊維にマジックが染み込んでいるので 消すのは難しい様だ。 これで鉋の頭を叩いて見たが結構使える。 細かい調整は難しいが案外と使いやすい。 これを工房に置こうと思っている。
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中縞白名倉 小

2014-04-04 12:36:23 | Weblog
森平でカラス砥石と一緒にこの白名倉を購入した。 これで1800円と結構高い気もするが 名倉は小型でももっと高い物を幾つか見て居るので、こんな物かなとも思う。 比較的柔らかい名倉の様だ。 まだ袋から出して 使って無い。 カラスは人造砥石だし 名倉は不要かなとも思うが、有った方が 研ぎ易いと思う。 さてこの縞面を砥石のこすり付けて使うのか、 縞の無い面を使うのか 聞いてこなかった。 縞は石の目で木で言う木目みたいな物だろうか。 板目に使うか柾目に使うかと言う所かな。 試しながら 少しつつ使って見ようか。
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