先日靖国神社骨董市で求めた鉋だ。 状態は良く無い。 刃については少し錆を
落として、既に紹介した。 今回は取敢えず台を含む全体を見ようと思う。
台は全長365ミリ有り これは長台の分類だろうか。 厚みは27ミリ程度ある。
作りからすると この鉋の持ち主が自分で台を打った可能性もある。 台頭に脇から
3本釘が打ち込んで有る。 多分台頭に割れが有るからだろう。 台は板目に材料
取りして有り、普通は割れ難いはずだが。 刃の挿入がきつかったのかも知れ無い。
釘を抜いて 割れを再接着しようと試みたが無理だった。 釘は錆びており頭が
切れてしまった。 この刃の仕込み角度は大体25度程度だ。 普通の鉋では
考えられない角度に仕込んである。 桐の様な柔らかい物を削る目的だろうか。
さて 折角入手したから使ってみたいが、刃が台に斜めに挿入される際鉋の様な
ままでは使い難いので 作り直そうかと思う。 台の割れの有る頭部を切り落として
反対側に新たな鉋刃の挿入口を掘り込んで 平鉋に仕立てる事を考えている。
そこでこの写真は入手したオリジナルの状態を保存する物で、この後は切断される
と思う。このまま刃を入れて そっと保管する事も考えたが、まだ決断はしてない。
落として、既に紹介した。 今回は取敢えず台を含む全体を見ようと思う。
台は全長365ミリ有り これは長台の分類だろうか。 厚みは27ミリ程度ある。
作りからすると この鉋の持ち主が自分で台を打った可能性もある。 台頭に脇から
3本釘が打ち込んで有る。 多分台頭に割れが有るからだろう。 台は板目に材料
取りして有り、普通は割れ難いはずだが。 刃の挿入がきつかったのかも知れ無い。
釘を抜いて 割れを再接着しようと試みたが無理だった。 釘は錆びており頭が
切れてしまった。 この刃の仕込み角度は大体25度程度だ。 普通の鉋では
考えられない角度に仕込んである。 桐の様な柔らかい物を削る目的だろうか。
さて 折角入手したから使ってみたいが、刃が台に斜めに挿入される際鉋の様な
ままでは使い難いので 作り直そうかと思う。 台の割れの有る頭部を切り落として
反対側に新たな鉋刃の挿入口を掘り込んで 平鉋に仕立てる事を考えている。
そこでこの写真は入手したオリジナルの状態を保存する物で、この後は切断される
と思う。このまま刃を入れて そっと保管する事も考えたが、まだ決断はしてない。