大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0691 助鉋の削り

2019-03-04 16:04:26 | Weblog
助鉋は購入した時は 反り台鉋だった。 このままでは削りの感触も確認できないので 別の台に入れ替えて整備していた。  この古台は 新たに台を打ち直して余った物だ。 余り良くない台だが 仕方ない。 所でこの鉋の銘は 助としているが、 もう一文字下に六が有るのかも知れない。  詰まり助六となる。 これなら見た事が有る。 取敢えず削って見た。 余り薄く削れない。 それは台が良くない為として置こう。 実際木に竹を接ぐ様な物で 刃の表馴染みもピッタリとは上手くいかない。 台も枯れていると思うが 動く様だ。 まあそれでも 滑らかに削れる様だ。 台を作り直して 調整すれば もっと良く削れると思う。 これは良く切れる鉋だと思う。
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0625 ベタ亀鉋の削り

2019-03-04 15:48:42 | Weblog
この所天気が良くない。 雨が降るが、無理して散歩に出た。 帰って来ると着ていた上着がずぶ濡れだ。 まいったなー。 午後は自宅でおとなしくしている。 その間にベタ亀鉋を出して修理した。 これは本格的な使用は無理だろうと思うから 高幡不動の骨董市で買った状態の台をそのまま流用した。 取敢えず古い鉋がどの程度使えるか 削りの感触を確認したかった。  刃を研ぎ直して見たが一か所裏錆の取れない所が有る。 そのまま削って見た。 案外滑らかに良く削れた。 左側に削り屑の割れが有るがこれは錆の影響だ。 これなら使えるかも知れない。 それでもこれは珍しい鉋だし研ぎ減らす事も無いだろう。大事なコレクションだ。  普段使いは他にも有る。  この台には何か塗って有るのかも知れないが 随分枯れた良い色になっている。 ベタ亀は他にも持っているし それ等も台を作って 削って見ようかと言う気にさせる気持ち良い削りが出来た。 
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