またまた椅子を制作した。 材料は桜材だ。 我家は集合住宅で 40年位前に購入した。 公団の分譲住宅だ。 狭いが庭も有る。 その庭の外はなだらかな傾斜地で南に下る斜面となる。 斜面を下り切った所に遊歩道が有る。 その遊歩道に沿って何本か桜が植えて有る。 多分 植えてから40年以上経過するだろう。 これは染井吉野で寿命は50年と言われる。 さすがに老木となり 花も以前ほど華やかでは無い。 それに枝先が枯れ込んで来た。 強風の後は遊歩道に枝が落ちる事が多い。 そこで遊歩道に枝を伸ばす太い枝を伐採した。 その時に貰って置いたのが この桜材だ。 直径20センチ程度有った。 それを 尺2の鋸で製材して材料を取った。 まあそんな事は普通の人はやらないだろう。 座面は約30センチの丸 座面高は49センチ程度有り 若干高めにしてある。 後で脚を切る予定だ。 座面は少し掘り込んで有る。 縁は丸面を取り 縁を付けて有る。 脚は丸脚で先を細くしている。 根元35ミリ 先で21ミリ程度有る。 まあ何時もの丸脚でこれは総て鉋で削り出した。 ほぼ機械を使わず手作りとなって居る。 取敢えずOIL塗装して見た。 座面の凸凹が浮き立つので もう一度削り直して修正している。 これで材は乾燥しているのかどうか。 多分後で狂って来るかも知れない。 それに虫食い穴が時々見える。小さい木片を削り出して穴を 埋めて有る。 これで余り目立たない。 桜は割りとねばりが有り 削り易くて良い材料だと思うが、この材料は変なアテの様な部分が有り硬くて削り難かった。 OILが乾いたらWAXを塗ってやろう。 割りとすっきりしたたたずまいの椅子になったと思う。 私の住む敷地の樹木で作る椅子は 出来は悪くても愛着は有る。
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