大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

鉋刃をまとめ買いする

2016-06-19 13:21:00 | Weblog
梅雨に入ったが、雨が少ないと言う。 雨が降らないと 作物が育たない。 果物にも雨は必要だ。 今日は曇りで昨日よりすごし易い。 靖国神社骨董市に行く。 久し振りだ。 入口に近い所に陣取る業者から この鉋刃を購入した。 まとめて千円だった。 まだ未整備だが簡単に紹介しよう。

右上 銘 三郎正富 刃幅65ミリ 中上 銘 越富士 刃幅55ミリ  左上 銘 力作  刃幅 65ミリ

右中 裏刃 42 刃幅53ミリ  中中 銘 元信  刃幅43ミリ  左中 銘 山治 刃幅 55ミリ

右下 裏刃 銘 力道 刃幅 56ミリ  最左 平小鉋 裏刃利用

古い物 新しい物 混じっていると思う。 既に使い切った感じの物が多いが、これで遊ぶには丁度良い。 少しつつ整備して一点つつ 掲載して紹介して行こうと思っている。
(2016-6-19 記述)
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0125 平鉋 龍の削り

2016-06-17 21:57:32 | Weblog
この鉋は大工さんが持っていた物だ。 今は私が預かっている事になっている。 この大工さんももう高齢で仕事してないから、返し小手くれとも言わない。 これ堤さんの鉋らしい。 暫く引出でお休みしていたし、今回取り出して調子を見た。 今日改めて研ぎ直したが、どうも刃先に傷が有るらしい。 挽いて見ると鉋屑は割れている。 どうも中砥から じっくり研ぎ直しが必要らしいので、今日は止めておこう。 また時間が有る時に研げばよい。 今やると 返って駄目にしそうだ。  今日も次々と 鉋を変えて薄削りを楽しむが、一丁を深く追求した方が技術の意上達には良いのではと 何時も思う。 飽きっぽい私は それが出来ない。 まあ一応削れればそれで良しとして、次に移る。 こんなんじゃ 上手くなる訳ないよなと思う。 この削りも結果は良く無い。  今回は少し厚めに削って ごまかしている。 
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0341 小く良 鉋の削り

2016-06-17 11:35:01 | Weblog
調子に載って もう一丁引出しからこの鉋を取り出した。 これも古い物だ。 一応整備して有るが、台が余り良く無い。 台下端の台頭側に 若干割れが有る。 だからか知らないが出して見ると若干狂いが出て居る。 それを修正しながら 少し削って見た。 余り調子良く無い。 やっとこの程度削れる様になった。 暫く使うと刃先に細かい傷が出来ていた。 それを一度研ぎ直して やっとこの程度の削りだ。 まあこんな物だろう。 台は替えた方が良さそうだ。 電池を入れ替えたマイクロメータで測定すると16ミクロン程度だが、厚みには若干ムラもある。 杉材の冬目の部分が 厚みを稼いでいる様だ。  この鉋私の感覚としては今一と言う所だ。 だから骨董市に出て来たのかな。 しかしこう言う遊びには 十分だ。 削ってなんぼの物では無い。 単に屑として、燃えるゴミを増やして黄色い有料ゴミ袋一袋を使って処分する非生産的な行為をやっている。 まあそれでも 削りは案外と面白い物だ。   
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0296 鉋 寿桜の削り

2016-06-16 18:19:44 | Weblog
今日は天気良く無い。 曇りで雨が降りそうだ。 午前中健康診断の結果を医者に聞きに行った。 ɤーGTPも数値が改善したし、血糖値も少し下がったし、中性脂肪も下がってますと言う。 前回より改善して少し安心だが、自分では体調は今一良く無い。 まあ天気も良くないから 気分的に滅入るのかも知れない。  今日も古鉋を引っ張り出して研ぎ直して削って見る。 この寿桜の鉋は 木工職人 山崎さんからもらった物だ。 やはり良く切れる。 赤樫台は狂いも少ない。  杉材だがこんな感じで削れた。 もう少し引くと、左側が切れそうだ。 その前に止めて写真に撮った。 自分としては上々の出来だと思うが、 薄削りに凝っている人から見れば、お笑いかも知れない。  まあしようがない。 自分はこの程度しか出来ないのだから。  それでも薄く削れれば 嬉しいからこうして記録に残す。 厚みを計測したいが、生憎電池が切れている。 まあ測らずとも 大方予想は付く。 この薄削りと言う遊びは、 一人でも出来るし面白いと思う。 勿論 同好の志で一緒にやるのも良いだろう。 こうして昔買い集めた鉋を出して 研ぎ直して削って居れば、時間はすぐに過ぎて行く。 果たして これで良いのかなー。
コメント (2)
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0468 鉋刃 逓重

2016-06-14 19:46:16 | Weblog
最近ブログの調子が良く無いみたいだ。 まあ何とか見られるから良いだろう。 この鉋刃は際鉋として骨董市で購入した。  見ると なんちゃって重勝 見たいな鉋だ。 愉快なのはこの虎だ。 一応本物と言われる重勝鉋刃に有る虎が 左を向いて居るのに、この鉋の虎は右を向いているんだ。  尻尾もすらりと長く伸びる。 重勝の後を継いだ者が、 一応本物に敬意を表して、似た虎マークを作った物だろうか。 まあ何にしても 重勝鉋に話題を提供する面白鉋では無いか。  本物を必死でまねて作った訳でも無く、肩の力が抜けて面白いと思うのだがどうだろうか。 それにしても最近 色々用事が有って骨董市に行けないのが残念。 昔集めた鉋を引っ張り出して 研ぎ直して楽しむのが精一杯の所だ。 
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0439 二枚刃平鉋 銘 正宗 の削り

2016-06-12 21:43:01 | Weblog
この鉋も以前紹介した。 最近色々用事が多くて、骨董市にもなかなか行けないので、こう言う物を引っ張り出して、削りの感触を確かめて遊んでいる。  この鉋台も自分んで打った。 
今見ると 相当に狂っていた。 直して使って見ると屑が詰まって上手く削れない。 刃口を直して やっと上手く削れる様になった。 刃口が一枚刃用になっていたので まずかった様だ。  この鉋も刃が短くて 薄い台になった。  鉋削りは 誰か仲間が居て お互いに情報交換しながら、切磋琢磨すると 上達が早いと思いうが、そう言う人は居らず、一人で工夫しながら 色々試して居るのが現状だ。 マイペースで出来るから良いとも言えるが、途中でめげてしまう可能性も高い。 何処まで情熱が持つのだろうか。(2014-10-17 記述)


その後 薄削りに飽きて、暫く放置していたが最近また取り出して 研ぎ直して削って見た。良く切れるし薄削りも出来る。 台を桜材で製作したが出来れば樫で作れば良かった。正宗は色々有る様で、この正宗がどこで作られて物かも不明だが、小判型の中に太い字で正宗とある。  この地金を見ると和鉄の様にも見えるが、それ程知識も無いので、断定はできない。但し非常に研ぎ易く 柔らかい地金の様で頭部の鉄のまくれも多い。 鉋としては、まずこれ位削れれば 私としては 十分だ。 惜しむらくは 刃が研ぎ減りもう台も薄くて使い難事だ。 時々出して 研ぎ直し 削りを楽しむと言う事になるか。 (2016-6-12 記述)
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0102 二枚刃平鉋 銘 音五郎

2016-06-11 22:06:34 | Weblog
これは高幡不動骨董市で入手した。多分千円位で買ったはずだ。 刃口が開いているので埋木した。 新潟の鉋だ。 銘の横には越翁鍛錬と刻印がある。越後の老鍛冶職人が鍛えたと言う事らしいが。 色々台も調整たり、刃も研ぎなおすが上手く切れない。 刃は良さそうな色だが原因が良く判らない。 まあ暫く使って見たが駄目なので今は使ってない。 残念だ。切れないので仕方なく出した物なのかも知れない。刃物は難しい。焼入れの失敗だろうか。
(2009-1-4記述)

この鉋も長く仕舞って有ったが、昨年から取り出して色々研ぎ直したり、台の修整を行ったりしていた。 どうも見誤りが有ったらしく、良く調整するととてもよく切れる鉋だと判った。 越翁は新潟の良く名の知られた鍛冶屋さんだったかも知れない。 この鉋には申し訳無い事をした。 今日も杉の柾目材を削って結構薄く艶も有る削りが出来ている。 これ位削れれば 十分だと私は思う。 鉋の評価は難しい物だ。 以前切れないと判断した物が 見直しされると言う事は、当時は身に付いて無かった 技術が多少は身に付いたと喜ぶべきなのか。 最近都合で余り 骨董市に行けないので、以前購入 した道具を取り出して見直す良い機会かも知れない。 (2016-6-11記述) 
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0008 二枚刃平鉋 銘 国輝

2016-06-10 22:20:58 | Weblog
この鉋も高幡不動骨董市で買った物だ。見ると殆ど使われていない。台もしっかりしている。 確か千円位で手に入れたと思う。 ところが刃を研いで台を調整しても余り切れない。 何となく鋼の色が良くない気もするが、原因は判らない。何となく粘り付く様な切れ味だ。 焼入れが失敗したのだろうか。 鋼と地金の境の部分がボケた感じがする。 色々試したが上手く行かないので今は引退願った。自分では悪い物では無いだろうと予想していたが、やはり甘かった。 使われた物でまだ真新しい物が、骨董市に出てくるにはそれなりの理由が有るだろう。鉋の目利きにはなれそうもないな。 (2009-7-30記述)

この鉋は長く引出で不遇な状態だった。 何度か研ぎ直したが思わしく無かった。
刃先の真中辺の裏に深い錆跡が有り、研いでもそれが取れない。 今回は裏出しして 錆の
部分を研ぎ落した。 これで大分良くなった。 杉材の節の部分も削れる様だが 削りの
感触は今一と言う所だ。 もう一裏位研ぎ進めば もう少し良くなると思うがどうかな。
諦めずに いじり廻している。 地金はとても良さそうに思う。 結構薄い刃だ。 もしか
して古い鉋かなとも思うが、全くこの銘に付いて情報が無いので不明。 兎に角 国輝以外
に何も表示が無い。 国が付くので国秀とかの弟子で有れば面白いのだがなー。 

最近この鉋を取り出して研ぎ直している。 まだ裏の錆は消えない。 刃先の傷が3か所は残る。 だから削り屑は割れて出て来る。 それに重い。 もう少し軽く引けて良い筈なのだが駄目だ。 刃先が鋭くならないのかも知れない。 少し戻しを掛けたらどうかと考えるが 使い物にならなくなっても困るので思案中だ。 少なくもこの裏の錆跡が無くなるまで 研ぎ進める方が良いかも知れない。それには後3ミリ以上は研ぎ減らす必要が有る。 結構大変な作業だ。 早々鉋にばかり構っても居られない。 (2016-6-10記述)

最近少し刃が研げる様になって来た。 気を良くして今迄 駄目だった鉋を出して来て、研ぎ直して見る。 この鉋も研ぎ直して見ると、案外と良く削れるでは無いか。 これなら使えそうだ。 少し見直した。 手元に置いて普段使って見ようと思う。(2016-10-13)

研いで裏出しを行い、錆を取っていた。 所が叩き損ない、刃先を叩いてしまい、少し鋼が割れたかも知れない。 研いで見ると判り難いがやはり少し割れが入った。 深くはなさそうだ。 これで錆は大分とれた。 少し使って見ると以前より大分良く切れる様になって来た。これで普通の鉋になった。 まあこれなら良い鉋と言えるだろう。     
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0509 光廣鉋の調整

2016-06-08 23:21:39 | Weblog
この鉋に付いては 既に書いたと思う。 骨董市で買って来た台に入れ替えて見たが思う
様に切れない。 刃の出しかげんが微妙で上手く削れない。 原因を調べて見た。一つは
台と刃のなじみが良く無く、刃の真中が台に当たっていて、その関係か両端は削れる
様に思う。 少し削って調整した。 それに若干ビリツキが有る。 これは刃の先端
台の下端の刃口に近い部分の刃の両端が溝でしっかり押さえられていない様だ。 その対策
を色々考えたが、硬い木を薄く削り刃を抜いた状態で糊を付けて刃の裏面側の溝に貼り付
けた。  上手く説明できないが、写真を見ればわかると思う。 台下端の刃口両端に何か
白い物が見えると思うがこれが 薄板を張り付けた所です。

これで 刃がしっかりと留まるようになった為か、案外と上手くスムースに削れる様だ。
削れて見るとこの刃は良く切れる事が判った。 一枚刃鉋なので調整は難しいが 諦めず
に置いて良かった。 切れる鉋ならもう一度しっかり研ぎ直し、台も調整してもっと良く
削れる様にしよう。

何度か研ぎ直して良く切れる鉋だと思う。 多分古い物だろう。刃が薄いし、寝かせて鋭角に研いで有った物を起して角度を調整している。 しのぎ面が小さくて非常に研ぎずらい。こう言う時は研ぎ機が有れば楽だが持ち合わせが無い。 もう少ししのぎ面が広くなり安定して研げれば 更に切れると思う。 研ぎの下手なのを宣伝する見たいだが仕方ない。 一枚刃刃口に若干欠けが有り、それが気になる。 その内に修理しよう。 良く切れれば 嬉しいし気持ち良い。 今は杉柾目材をお試しに使っている。  
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ハウス デラウエアブドウ

2016-06-07 23:22:49 | Weblog
JAフルーツ勝沼の店頭にこのブドウが置いて有った。 種無しデラウエアだと思う。 値段は一箱で3300円とかなり高い。 今無理して買わなくても、 普通の露地物が7月下旬頃から出て来るから、そうすれば値段も相当安くなるし、味も良くなる。 残念だが、ブドウは試食できず味は不明。 私はこのブドウをデラと呼んでいる。 比較的小粒なのでまとめて数粒を口に入れて食べる。 昔は種有りしか無くて、種を出すのが面倒だと評判は良くなかったが、今は殆どが種無しになっている。 だけど 種有りの方が本当は美味しいと思う。 ブドウも今年の出来具合が気になる。  山梨を出て東京に住み もう長い事なる。 山梨はなつかしいが、今は何となくよそ者の様な気分になる。 
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