大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

ハウスの桃

2016-06-07 13:15:01 | Weblog
私の実家は山梨に有る。 最低でも1回/月は実家に帰る。 母は大正生まれで 90歳を超えるが 未だ元気にしている。 その様子を見に行くのが目的だ。 母を見舞った帰り JAフルーツ勝沼の販売店でこの桃 1箱を見た。 5個入りで 4300円と高い桃だった。 試食させてくれたが、まだ味はのってないが、それでも甘い桃の独特の味はした。 これはハウス栽培で 露地物は7月初旬には出て来るだろう。 桃は出荷時期が短くて栽培者は収穫も大変だ。 今年の桃の出来はどうなのだろうか。 天候に左右されやすい果物なのだ。 そうえば 桃の横には ハウスのブドウも有った。  時季を先取りして珍しく 贈答には良いが、 食べるなら最盛期の物を食べる方が良いと思う。  次回 7月に行く時には 桃を買い、親戚 縁者には贈って、味わってもらおうと思っている。
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生八ッ橋のお土産

2016-06-03 17:11:33 | Weblog
先日 京都に行った。 帰りに二条の駅近くで、八ッ橋のお土産を買って来た。 八ッ橋と言えば、焼いた硬い菓子を想像するが、私は歯が悪くて、それは食べられないので、生八ッ橋を買った。 このお店は本家八ッ橋と言うのだそうだ。 八つ橋にもいろいろ傍流が有って、我こそが本流と言わざるを得ないのかも知れない。 昔子供の頃は 京都の手頃なお土産と言えば八つ橋だったが、今はどうなんだろうか。 帰って少し食べて見たが、案外と美味しかった。 本家八つ橋と名乗ってしまうと、色々時代の変化に対応した 新しいお菓子を開発するのは難しいのではと心配になるが。  本家だと言わざるを得ない色々な事情もあるのだろうが、その辺は 鉋刃国弘の横に打って有る 本家と似たような物かな。 売れれば 同じ様な物を作り、マネして儲けようとする者が必ず現れる。 それらと区別するために 本家と名乗る必要が有ったかも知れない。 それは どの様な分野でも似たような物だろう。  
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0419 鉋刃 天 国弘

2016-06-03 10:14:32 | Weblog
この鉋の入手経緯は既に書いた。 今回は鉋刃について、少し検討して見た。 刃幅は70ミリ有る。作りは割と荒い様に思う。 槌跡らしき物も見える。 刃の厚味は周辺で6.5ミリ真中で5ミリ有る。結構深く真中を凹ませている様だ。 銘は 本家 天国弘となっている。それ以外は何も無い。 本物と言われる刃に有る 裏面のヤスリ跡は無い様に見える。甲面を見ると 滑り止めらしい模様が うっすら見える。 地金は良く判らないが 錬鉄だろうと思う。 それ程はっきり 層状のシマシマは見えない。 鍛接は鉄蝋を使っているのか、地金と鋼の境に何となく ブツブツした物が有る。 少し使って見たが 杉材も案外削れた。 但し余り良い引き味では無い様に思う。  本家とか元祖と言うのは うどん屋に付ける物かと思ったが、 鉋刃にも打つのか。皆さんが追い求める 国弘では無い様に思う。 とすると偽物と言う事になるかな。 余り専門知識も無くて良く判らない。  銘の打ち方を見ると何となく左に傾いて居るように見える。 やはり雑な作りと言う事になるか。誰かが打った鉋刃に 国弘の刻印を打った物なのかも知れない。 所で国弘の上に有る 天と呼ばれている文字は 実は 鳥居を変形した物だと聞いた。 なるほどそう言う物なのか。 世に知られた銘品と言われる物は無いので、手持ちの鉋の中から これは良いと思う物を探し出して 紹介してやれば 鉋も喜ぶだろう。  それが鉋供養にもなるかも知れない。  
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