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バイク好きオヤジのひとりごと

老後の資金 3

2020年10月17日 | 日記

老後の生活費を考える時、私が参考にしているのは

総務省統計局が公開している平成30年家計調査年報

その中の「高齢夫婦無職世帯」の項目

あくまでも平均値だし

実際にその表を見ると一部の数値が明らかに間違っているので

自分の生活レベルや趣味に合わせて考え直す必要があります。

光熱費や医療費、被服、家事用品は 我が家の実際の値に近く

合計で約5万円 これは減らせないでしょう。

 

それ以外で、生活レベルや住む地域を考えれば

増減させることが出来そうな項目は

食料費:65300円

住居費:13600円

交通・通信:28000円

教養・娯楽:24200円

交際費:25600円

その他の支出:28000円

となっており、明らかに使い過ぎという項目も目に付きます。

 

これを我が家の現在の生活と移住先の物価を参考にすると

食料費:35000円

住居費:10000円(我が家の場合 固定資産税)

交際費:10000円

通信費:16000円

となって、合計71000円です。

これに税金や社会保険料等の29000円を加え

前項目の5万円と合わせた

約15万円が 我が家の最低の生活費だと思うんです。

 

持ち家じゃない場合は その家賃の差額を加算すれば判るはず

 

教養娯楽、交通費、その他の支出は

人それぞれの趣味や移動手段、住む場所によって増減するので

全くゼロにすることは不可能だとしても

見栄を張らず 質素な生活をすれば

5万円未満に抑えることも可能でしょう。

 

つまり、私が考える「老夫婦の生活に最低限必要な収入額」は

月20万円(19万円+住居費)って事になります。

もちろん、酒・たばこ代は含まれていません。

これに満たない場合はそれ以外の収入源を確保するか

現役時代に貯蓄する事が必要になります。

 

我が家は夫婦2人で ずっとフルタイムで働き続けたので

それぞれが厚生年金を受け取ることが出来

幸い 夫婦2人の年金等収入だけで20万円を超えるので

問題なく生活できそうです。

 

資金的には

所有している不動産を賃貸にしないでも済みそうですが

人が住まない家をそのまま放置すると建物の傷みが早いので

少しでも余裕ある生活を目指す事にしましょう。


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