老後に向けて終の住まいを整備する計画を進めている訳ですが
敷地内にある家を建て替えて横浜での終の住まいにする予定が
見積りを取ったら、あまりにも建築費が高くなるということと
新築にするメリットを考慮すると リフォームでも良いかなって?思いだし
増築を考慮したリフォーム(法的には修理)で考え始めました。
現在建っている家は小さな家だけど 夫婦2人で暮らすには充分な広さ
新築出来る家の延床面積は土地の広さから計算すると最大24坪
必要な駐車場を確保したいので延床面積20坪で見積もりを出してもらい
いちばん建築費がお安い、街の工務店が建物本体1200万円
お高いところだと2000万円を軽く突破
大手ハウスメーカーだと2500万円ってところでした。
新築すると、建物本体の建築費以外にも付帯費用が発生する訳で・・・
既存住宅の解体費用、土地調査+土地改良費用、水道管の引き直し
設計費、登記費用等を合計するとそれだけで600万円を軽く超え
家を新築すると固定資産税が上がるので、既存の税額との差を考えると
30年間で200万円くらい増額? つまり最低でも2000万円超
建築費がお高いところだと軽く3000万を超える出費となります。
新築するメリットは、延床面積が2~3坪ほど広くなることと
トイレと洗面台を1階と2階に設置出来ること。
家の横にある駐車スペースの幅を50cmほど広く出来るので
楽に5ナンバー枠の車が停められるようになること。
新築ということで気分良く住めるし、みんなに自慢出来る事ですが
実は たったそれだけです。
その代わり新築すると、今バイクを4台停められるスペースに
ギリギリ軽自動車が1台入るんですが、それが出来なくなります。
つまり、現在軽自動車2台+大型の乗用車1台、3台分の駐車場が
5ナンバー枠車1台+大型の乗用車1台の2台分になるんです。
老夫婦がでかいクルマを2台持つか?と考えると、答えはNo
軽自動車と5ナンバー枠車、2台分のスペースがあれば充分でしょう。
その事も考慮して、今2000万円以上かけて新築する必要があるか?
と女房と話し合った結果 新築にこだわらないことにしました。
リフォーム費用を今すぐ貯蓄から出せる金額までとして
2階の増築を含め、延床面積を少し増やす方向で検討始めました。
リフォームだとトイレが2階に設置出来ないという事もありますが
トイレ1ヵ所+床面積2坪増やすだけにお金がいくら必要?と考えたら
駐車スペースの事もあるし、その程度なら諦めても良いかな?と考えてます。
長崎に建てる もうひとつの(私の)終の住まいの新築費用も必要です
横浜でトイレ1ヵ所+床面積2坪を増やすのを諦めれば
両方合計で、無理せず出せる予算内で済みそうなので
どちらを取るか?と考えたら、我が家は費用を抑える方向にしました。
長崎の家は、クルマで30分のところに実家があるので広さを考え直し
自宅の延床面積40坪+クルマ3台分の屋内車庫付きの家だったのを
自宅部分を30坪以下に減らして新築することにすれば
2軒合計で、横浜で1軒新築する費用程度で済むことになりそうです。
今、無理なく出せる資金がどれだけあるか?
完全リタイヤまでに あとどれくらいの資金を出せるか?を考えて
老夫婦に必要なものは 無駄に広い家ではなく老後の資金を残すこと
完全リタイヤする時期が近づいてきて そんな想いが強くなってきました。
既に、女房はリフォームすることを前提に何ヵ所かの工務店に打診してます
希望の仕上がりを予算内で施工してくれるところを探しましょうかね。