ビートルズの名曲『イエスタディー』はポール・マッカートニーが夢の中で作った曲で、目が覚めた時に忘れない内にそのメロディーを急いで書き留めたというエピソードは有名です。
例え夢の中であってもそれは現実へ続く世界の話なので、日常的なこととして特別に驚くことではないと僕は想いますが、最近読んだ谷村新司さんの本で書かれていた『昴』(歌詞)についてのスピリチュアルな裏話は、プレアデス(昴の西洋名)星人があの歌を書かせたというニュアンスであり、そこには大きな違いを感じます。
また、版画家の棟方志功さんが何かに取り憑かれたように板木に向かって作品を生み出している映像で、自分を超えたものが描いているのだというようなことを言われていたことを想い出します。その場合は親しんでいた浄土真宗の他力本願的な意味と想われますが、谷村さんは異星人の声が聞こえるというようなことを書かれています。
『昴』を作った当時には自分でもはっきり解らなかった歌詞の持つ意味も、今はプレアデス星人の導きにより発した言葉であったということを知ります。
翻ると僕も実際にメロディーそして歌詞が浮かんでくる時に、その意味や理由は理路整然としたものではないことが殆どで、それを元にして何とか現実と折り合いを付けて作品にしていくのですが、何故このメロディーでこの歌詞なのかには出来上がって何時も不思議を感じます。
『昴』ほどの名曲ではないとしても、僕の歌にも何か産み出された意味を見つける旅をして行こうと想います。
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