
サッカー・ワールドカップが間近に迫ってきましたが、今朝は日本代表の最後の強化試合のザンビア戦が行われ、激しい攻防のなかを日本代表が4対3で競り勝ちました。
いつものように(?)先制を許した後に追いつき、再び同点にされた末に大久保選手が決勝点をあげるという展開は、強化試合とはいえ見ていてハラハラするものでした。この分では本番でも同じような心臓に悪い試合が続きそうに感じます。
日本代表は最近では攻撃陣にヨーロッパの有名クラブで活躍している選手も多く、世界的にも点を取ることが出来るレベルにあると想われます。一方のディフェンス陣ではJリーグでも外国人選手に得点ランキングで突破されているように、ワールドカップ級の才能豊かな選手を止めるのは至難の業ではないようです。今後はJリーグでもディフェンスの外国人選手を呼ぶなどして強化が必要です。そしてディフェンダーにもフォワードに付いていけるスピードが求められます。
とにかく今回のワールドカップは失点をゼロに抑えるなどと難しい夢を見ずに、がむしゃらに1点でも少なくすることに集中する他ないと想われます。
ニュージーランド戦、コスタリカ戦そして今朝のザンビア戦と、大久保選手が良い刺激になってフォワード陣の調子が上がってきており、また中盤の選手では故障空けの選手がいながらも、替わりに誰が出ても個性を出して活躍できそうなタレント揃いで、打ち合いの末に競り勝つ展開が予想される本番が楽しくなってきました。
日本の細かくパスを繋ぐ華麗な攻撃にこだわらず、大久保選手のようにミドルシュートも交えて常にゴールを狙えば、世界を驚かすという夢も期待できるのではないでしょうか。
【追記】夜の9時半からのNHKスペシャル「攻め抜いて勝つ~日本代表“新戦法”への挑戦~」を見ましたが、やはり敢えて守備的なリスクをとって攻撃型サッカーを貫こうとしています。見ていてハラハラしますが同時にワクワクもします。その完成に何年かかるか分かりませんが、ザッケローニ監督が目差す日本サッカーの方向性は、これからも追求する価値は高いと改めて感じました。
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