千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

モンマルシェ最終日

2006-07-21 00:15:51 | 千里山INFO
今日はこだわり食品スーパーとして、千里山住民に親しまれてきた「モンマルシェ」千里山店の22年目の最終日でした。一月ほど以前から告知されていたので、ブログやmixiのコミュニティーなど様々なところで触れられてきていました。もちろん想い出が多過ぎて寂しいという感想が大部分なのですが、時代の流れだから仕方が無いという意見もちらほら見えました。
千里山.NETで商店街ガイドマップのページがあるのですが、ショップのホームページにリンク紹介もできるようになっています。しかし近隣の大丸ピーコックやジャスコ、関西スーパーやニッショーなどがしっかりと情報サイトを持っているのに比べて、モンマルシェにはショップ・サイトが有りませんでした。初めはそれが信じられなかったのですが、今思えば厳しい経営状況の予感がしたのを憶えています。
モンマルシェを利用し続けていたある人は、「少し値段は高めでしたが、お肉や魚、野菜など生鮮食料品の質が良いので、とても重宝していました。たとえば今夜はすき焼きというときは、大型スーパーで他の品を買い物をしても、もう一度モンマルシェによって牛肉だけ買うという風でした。」と残念がられています。僕も「男前豆腐」や「だったん蕎麦」などがお気に入りでした。しかし、やはりスーパーで“牛肉だけ”では成り立たなかったということなのです。大丸ピーコックもクォリティー戦略を標榜して、時代の価値観を必死に求め始めています。どの業界・ビジネスも顧客ニーズの変化に飽くことなく対応していかなければ、早晩営業を続けて行くことはできません。
一方では、いかり・成城石井といったセレブリティー・ブランドのスーパーが時代の追い風を受けているようです。しかし、この流れとても一瞬の華のように僕には予感されます。というのは、環境先進国のドイツなどで、エコロジーをテーマとした食品モールが消費者の心を捕らえ始めている、という情報ビデオを最近セミナーで見ました。それはセレブ・スーパーなどとは発想を異にした、高い生活コンセプトを持つ“運動”なのです。
現在、千里山駅周辺の再開発をテーマに「まちづくり懇談会」が行われています。モンマルシェが閉店し、そして再開発にともない千里山マーケットも2年後には解散するとして、その後の千里山の街の活性化をイメージした時、新しい時代のエコロジーをテーマとしたロハスな食品モールを先取りして誘致し、遠くからも大勢の人が訪れる魅力ある千里山を想像してみることは、とても興味深いことではないでしょうか?

ショップ・ファサード ・イラスト壁画

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
見つけちゃいました♪ (榮村聡子)
2007-11-20 11:51:54
モンマルシェさんのHPできたみたいですね!HPに「webチラシ」があってとても便利です。私は新聞をとっていないのでインターネットでチラシが見れるのはありがたいですね~。他にも、レシピもあるので最近では材料を印刷して買い物に行っています(笑)。
返信する

コメントを投稿