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25日未明から明け方にかけて、御堂筋にあるブロンズ像29体のうちの19体に、赤い服が着せられていた“事件”のその後ですが、29日夕方の各社ニュースでいろいろ詳しい話が採り上げられていました。
別に彫刻が傷つけられたという分けでも無いので、市当局は「服を着せた人に対して、御堂筋で開催する予定の芸術イベントに参加してほしいと呼びかけて」いるようです。放送のコメンテーターなどの意見も概ね厳しいものではなく、何のためにどのような人達が仕掛けたことなのかを知りたがっていました。次には黄色や柄物などに変わるのではないかと面白がって予想する人までいました。
それにしても抽象的なフォルムの彫刻もある中で、約1分間で素早く着せていったその手際の良さや、ブロンズ像へ赤い服がそれぞれフィットしている様子を見ると、かなり用意周到に計画され練習していたものと想われます。
赤い服のミステリーを解くとすれば、アパレル企業の宣伝というよりも服飾デザイン・スクールなどの、若者グループによるパフォーマンスではないでしょうか。街中を一つの作品表現のキャンバスとみなすアートがあります。例えば歴史的な建造物に映像を投射したり、路上にトリックアートを描いて通行人の様々な反応を楽しんだり、バラバラに描かれたものがある地点に立って見ると繋がり壮大な絵として浮かび上がるなど、多様なアイデアで人々を驚かせ楽しませています。この種のアートやパフォーマンスには許可無く行われたとしても、市当局や警察ももう少し寛容に対応しても良いのではないでしょうか。
大阪らしい茶目っ気のある、楽しい話題を提供してくれました!
確かに僕もこのニュースで29体も彫刻が並んでいたのかと知りました。
市当局から正式に依頼されたら、何か急に話題性もドキドキ感も無くなっちゃいますよね。そんなところがゲリラ方式の魅力ですから‥‥。
それぞれのブロンズ像にあったデザインと着付けで
日頃あまり感心のない人でも実物を見たかった!と思う人が多いと思う。
私は22日仕事で淀屋橋から本町に出かけたので25日に行っていたらと思いました。