先日の記事で千里山の「愛の鐘」を録音しに行った話の続きです。そのチャイムはどうやら千二小学校の校庭辺りから聴こえるということでしたので、月が丘のマンションを出て千里山団地の坂道を下り、ちさと図書館の前を通って正門から校庭を覗きましたが、真っ暗闇で静まり返っています。もちろん不法侵入するわけにもいかず、林クリニックの三叉路から校庭の裏道へ回り込みました。僕はその道を通るのは初めてでしたが、真っ直ぐ歩いていくと灯りに照らされた小さな公園がありました。こんな所に公園があるとは知りませんでした。
入り口の階段を下りていき、草の茂った公園の木ベンチに腰を降ろし、寒さを凌ごうと身体を丸めました。予想に反して20分ほど前に到着してしまい、ダウンジャケットの重装備とは言え、夜は津々と更けてきます。わずかに人影やタクシーが通るばかりで、それが過ぎると再び静寂と底冷えが支配します。
ふと木々に囲まれた夜空を見上げると、冬の大三角(シリウス・プロキオン・ベデルギウス)が輝いていました。牡牛座のアルデバランや昴(すばる)の星達もぼんやり光芒を感じます。そして双子座の連星を辿ってその下方に黄土色の土星が昇ってきています。
「そうだ、千里山の人達に冬の夜空を望遠鏡で見せてあげよう!」という考えが浮かび、僕は寒さも忘れて草の地面に寝転び腕時計を見ながら呟きました「あと5分」。しかし、予定時刻が過ぎても「愛の鐘」のチャイムは鳴りません。1分、3分、5分「残念、今日は鳴らないのかも‥‥」僕は起きあがり公園を出ました。でもおかげでこんな星空を見られたことに満足しながら歩き出したその時です!!
※土星は今年2月11日に“衝”になります。衝とは太陽と地球そして土星が一直線上に並ぶことで、土星も地球に接近しますので観望しやすくなります。千里山の皆さん、ご一緒に土星やオリオン大星雲そして昴など、素晴らしい冬の夜空を楽しみませんか?
※千里山.NETの「NET放送局」×「千里山の音」に「愛の鐘」のメロディーをアップしています。
入り口の階段を下りていき、草の茂った公園の木ベンチに腰を降ろし、寒さを凌ごうと身体を丸めました。予想に反して20分ほど前に到着してしまい、ダウンジャケットの重装備とは言え、夜は津々と更けてきます。わずかに人影やタクシーが通るばかりで、それが過ぎると再び静寂と底冷えが支配します。
ふと木々に囲まれた夜空を見上げると、冬の大三角(シリウス・プロキオン・ベデルギウス)が輝いていました。牡牛座のアルデバランや昴(すばる)の星達もぼんやり光芒を感じます。そして双子座の連星を辿ってその下方に黄土色の土星が昇ってきています。
「そうだ、千里山の人達に冬の夜空を望遠鏡で見せてあげよう!」という考えが浮かび、僕は寒さも忘れて草の地面に寝転び腕時計を見ながら呟きました「あと5分」。しかし、予定時刻が過ぎても「愛の鐘」のチャイムは鳴りません。1分、3分、5分「残念、今日は鳴らないのかも‥‥」僕は起きあがり公園を出ました。でもおかげでこんな星空を見られたことに満足しながら歩き出したその時です!!
※土星は今年2月11日に“衝”になります。衝とは太陽と地球そして土星が一直線上に並ぶことで、土星も地球に接近しますので観望しやすくなります。千里山の皆さん、ご一緒に土星やオリオン大星雲そして昴など、素晴らしい冬の夜空を楽しみませんか?
※千里山.NETの「NET放送局」×「千里山の音」に「愛の鐘」のメロディーをアップしています。
時刻のズレを直すのは手間がかかるのかどうかわかりませんが、常に10時というわけにはいかないようです。
以前、市民の方が10時きっかりに鳴らないので、きちんと直してほしいと言ってこられたので、担当の青少年室にお願いしたことがあります。
そのときの話では、今回のご依頼の市民の方は愛の鐘を楽しみにしていて、また時計代わりに考えていらっしゃるのですが、前に、愛の鐘が鳴るのがうるさいからやめてくれ!ってお叱りを受けたこともあるそうです。
1時間も2時間も鳴るわけでもなく、しばしの時間、ほっと一息鐘の音を聴くのもいいのでは・・・と思うのですが。
それに、そのとき吹田市のいろんな場所でいろんな人がいろんなことをしながら同じ音色を聴いているなんて、ロマンチックだと思うんですよ。
恋人同士だったらとくに良いと思うんだけどなぁ
ロマンチストのさっちゃんでした。
また、具体的になり次第ブログで連絡させて頂きたいと思います。