続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

恐いほどに・・・。

2013-11-17 07:24:27 | 日常
 忘却力の成長が著しい・・・物忘れは一般に負の部類だから成長とは言わないかもしれない。それにしても暴力的なまでにわたしの頭の中を犯していく。

 今現在のことは覚えている、でも少し前は・・・と、考え込んでしまう。

 元来だらしない性格だから、物を定位置に置かず、そこらあたりに(まさか忘れることはあるまい)と安易に置く(放り出す)。
 その上にも何かを重ねるから、その物は見えなくなる。そうして物はわたしの前から消えていく。

 思い出せない、思い出すことを諦めている(ストレスになるので)。


 明らかに老化である。目に見えないので気づかれにくいけれど、記憶という装置が劣化し、さび付いてきている。慣習化されたことは比較的スムーズにクリアーしているので、忘れている部分を忘れ自身の欠落に気づかないでいる。

《忘れたっていいじゃないか》と気楽に構えれば問題はないけれど、そうもいかず恐々としている。あまりにも何もかも忘れてしまう昨今を食い止めたい。(その前にだらしない性格を改めるほうが肝心かもしれないけれど)

 覚える(学習)訓練を怠けたわたし、忘れることにかけては人の先をいくかもしれない。トップランナー(いやだな・・・)

『ポラーノの広場』152。

2013-11-17 07:11:54 | 宮沢賢治
「はいはい相済みません。座っておいでだったもんですからつい。」
「座っておいでになっても立っておいでになっても我輩は我輩ぢゃないか。おっと、よろしい。諸君は我輩のために完敗しようといふんだな。よしよし、プ、プ、プロージット。」
 そこでみんなは呑みほしました。


☆哀(かなしい)猜(疑い、妬み、嫉み)の坐(係わり合いで罪に陥る)で、挫けることを慄(おそれおののく)。
 我(わたくし)は(神仏を)拝み、雅/正しく拝(尊重する)。
 庶(数多くの)訓(字句を解釈する)我(わたくし)は、拝(つつしんで)換(入れかえる)配/とりあわせることを、貪/よくばっている(頑張っている)。

『城』1447。

2013-11-17 06:46:11 | カフカ覚書
ところが、酒場のなかへ足をふみ入れるなり、まったくがっかりしてしまった。そこのちいさなテーブル(このテーブルは、特別に用意したものらしかった。というのは、ふだんこの酒場では酒樽をテーブルがわりにしていたからである)には、さっきの若い紳士が腰をかけ、おまけに、それを見てKはたまげてしまったのだが、紳士のまえには、なんと橋屋のお内儀が立っていたのである。

 そこで/dort・・・来世で。
 酒樽/Fassern→fassen/掴む、捕らえる。
 橋屋/Bruckengsthaus→Bruchken/仲介、gest(gestorben)/死去、haus/天の宮。
 立っている/stehen・・・存続している。

☆先祖が欺かれた来世は、特別な主張があったからである。来世で捕らえることに満足し、新しい大群(大勢の死んだ人たち)に圧迫を加えるのを見たー言葉は死去の仲介をする天の宮に存続していたのである。