凍瀧を亡母の衣裳嗚呼のぼる
凍瀧、壮絶な寒さに凍る瀧の光景。この情景に《嗚呼》と叫ばざるを得ない現象は虹をおいて他にない。天女の羽衣…天に召された亡母の衣裳は光の糸で織られた虹こそ相応である。
凍瀧はトウ・リョウと読んで、統、両。
亡母はボウ・ボと読んで、謀、簿。
衣裳はイ・ショウと読んで、異、章。
嗚呼のぼる(嗚呼昇)はメイ・コ・ショウと読んで、命、怙、章。
☆統(ひとすじにまとめる)両(二つ)の謀(図りごと)がある。
簿(ノート)には異なる章があり、命(めぐり合い)を怙(頼りにする)章である。
凍瀧はトウ・ロウと読んで、套、漏。
亡母はボウ・ボと読んで、防、模。
衣裳はイ・ショウと読んで、意、衝。
嗚呼のぼる(嗚呼昇)はメイ・コ・ショウと読んで、明、個、象。
☆套(被ったもの)が漏れることを防ぐために模(手探りする)意(考え)は、衝(重要)である。明らかに個(それぞれ)の象(すがた)がある。