縁に婆柚子の彼方の死者の数
縁側に老女がぽつんと腰かけている。戦後最大の洪水(死者506人)に見舞われた柚子の産地である熊本・・・若い家族を失ったのだろうか、虚脱と深い哀しみの映像である。柚子の産地(高知、徳島、愛媛など)における台風、災害は並べて辛苦を伴う。
縁に婆はエン・バと読んで、怨、罵。
柚子の彼方はユ・シ・ヒ・ホウと読んで、由、刺、被、法。
死者の数はシ・シャ・スウと読んで、私、視野、枢。
☆怨(うらみ)罵(ののしる)由(わけ)は、刺(さすように相手の弱点を突くこと)を被(こうむる)からである。
法(真理)は、私の視野(思考)の枢(かなめ)である。
縁に婆はエン・バと読んで、演、場。
柚子の彼方はユ・シ・ヒ・ホウと読んで、諭、旨、否、法。
死者の数はシ・シャ・スウと読んで。示、謝、雛。
☆演(述べる)場で、諭(教え導くこと)の旨(考え)には、否(同意できない)。
法(手立て)を示(教えること)は謝(断る、退ける)、雛(未熟者)には…。