続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』1831。

2014-12-24 06:13:02 | カフカ覚書
Kのつもりでは、教師に文句をつけられないように手つだってくれるだけなら、その必要なまったくないということをとくにきょうちょうしたわけではなく、ついそれとなく口に出した程度で、一方、それ以外のことで力になってやろうと言うのならどうかという問題にはまったくふれずにおいたのであるが、ハンスは、そこをはっきりと聞きわけて、もしかしてほかのことでお役に立てることはないでしょうか、とたずねた。もしあれば、よろこんでお助けしますよ。ぼく自身でできない場合は、母に頼んでみます。そうしたら、きっとうまくいくにちがいありません。


☆それにもかかわらず、Kは空虚(幻影)に助けられるくらいならその必要はない、非現実的な暗示に過ぎず、特に強調したわけでもなくそれとなく暗示しただけなのだからと言うと、それ以外の助けは全く要らないのかとたずね、ハンスは論争にもしかしたらほかの助けが必要ではないか、もしそうならば予言者は喜んで手助けするのではないかと言った。
 わたし自身ができないときにも、母にそれを頼んでみれば、きっとうまくいくと思います。

今年の一番。

2014-12-23 07:00:02 | 清一朗
 今年の一番は、なんと言っても孫の清一朗が突然のように絵を描き出したことで、彼の視点というものに驚かされてしまった。最初から立体視している、当たり前のことかもしれないけれど、・・・普通は平面的な描写から入るのではないか。
 弟がハイハイをしている頃に描いた絵は正面からの顔でなく横向きである。幼児の絵画というものを知らないけれど、感心してしまった。本好きなのも嬉しい。
「負うた子に教えられ」って言うけれど、老いて孫に教えられたというか、敗北の感・・・(よし、おばあちゃんも負けないぞ!)
 (この絵は半年くらい前に描いたもの/現在5才8ヶ月)

『まなづるとダァリヤ』12。

2014-12-23 06:45:20 | 宮沢賢治
「まなづるさん。あたしずゐぶんきれいでせう。」赤いダァリヤが云ひました。
「あゝきれいだよ。赤くってねえ。」
 鳥は向ふのくらやみに消えながらそこにつゝましく白く咲いてゐた一本の白いダァリヤに声ひくく叫びました。
「今ばんは。」
 白いダァリヤはつゝましくわらってゐました。


☆析(分けることで事柄を明らかにする)で運/めぐらせている。
 釈(意味を解き明かす)の帳(ノート)で構/くみたてる。
 照(あまねく光があたる=平等)の法(仏の教え)を章(文章)に吐く(言う)。
 査(調べて明らかにし)、逸(かくれている)本(中心となるもの)に迫(さしせまる)。
 照(あまねく光があたる=平等)という教(神仏のおしえ)の根(物事の根本)を吐く(言う)。

『城』1830。

2014-12-23 06:23:33 | カフカ覚書
そんなわけで、先生に文句を言われないように手つだってあげるだけというのなら、それはそれで非常にありがたいとおもうが、きみは安心して教室に帰ってくれるがいいよ。たぶん、いまならまだ罰を受けずにすむだろうからね。


☆そんなわけで、空論を手つだうのは大変な意志がいるが、きみは引きかえすことができるよ。今ならまだ罰を受けずにすむだろうからね。」

今朝の星。

2014-12-22 06:43:52 | 日常
 今朝、5時半くらいに眺めた空の美しかったこと。南中の大きく輝いていた星は木星だろうか。電線が邪魔をしてよく分からなかったけれど、空はかすかに青白んでいるものの、こぼれるような星の美観にうっとり。

♪木枯らし途絶えて さゆる空より オリオン瞬く 星座はめぐる♪

 冬の星座・・・と言っても今朝見たのだから~。

 暮れるのが早い冬の空・・・帰りを急ぎながら仰ぐとオリオンの三ツ星が頭上に。子供の頃から馴染みの三ツ星を見ると故知らず郷愁に誘われる。空漠とした思い、どこか遠くへの茫洋とした憧れである。

 星座早見表はいつも手元にある、あるけれど確認をすることもなく、ぐるぐると回して部屋の中で遊んでいる。一致という感覚がどうも巧く自分の中でなじめない。
 凍るような漆黒の闇に冷たく光る星、遮るもののない直線的な距離にいて、何万光年もの凡そはかり知れない彼方を思い震撼とする。

 
 昨夜ヤフオクの縮緬を含む古布が欲しくて、よほど息子に電話をして頼もうかと迷ったことなど、《どうでも良かった》のだと星が笑っている。
 諸欲を流す星の瞬きである。

『まなづるとダァリヤ』11。

2014-12-22 06:27:57 | 宮沢賢治
「ピートリリ、ピートリリ。」と鳴いて、その星あかりの下を、まなづるの黒い影がかけて行きました。

 鳴いてはメイと読んで、冥。
 星あかりはショウと読んで、照。
 下をはカと読んで、和。
 黒いはコクと読んで、告。
 影はエイと読んで、永。
 行きましたはコウと読んで、講。


☆冥(あの世)の照(あまねく光があたる=平等)で、和(なかよくする、争いを収める)を告げる永(とこしえ)の講(はなし)である。

『城』1829。

2014-12-22 06:16:33 | カフカ覚書
あんなのは、あっさり黙殺してやるし、自分にはほとんどどうだっていいのさ。それに、近いうちにあんな先生の顔なんか見ないですむところへ行ける見込みがある。


☆あんなのは、あっさり黙殺してやるし、荒地には無関心だし、空疎な予言者なんかからは完全に逃れることが出来ると思う。

地球科学入門②

2014-12-21 08:05:57 | 博物館講座
【柴田先生の授業】

「岩相層序区分についてお話します。地層累重の法則、当たり前のことですが、上側の地層ほど新しいということです。岩相(岩石の種類)層序(地層を区分したもの)は、層群層(層をまとめたもの)・部層(特徴があれば)・単層に分けられ、礫(2ミリ以下)砂(2ミリ以上)泥(16分の1ミリより小さい)その上に石灰岩、火山灰、砂という風に描かれた図を柱状図といいます。サンプリングで刳り抜くと、古地磁極が判明します。
 模式地は最もよく露出した場所のことですが最近では宅地開発のため見ることの出来る所が減っています。地質図は地層や岩石の分布図のことです。
 三浦半島には逗子層、横須賀層、葉山層群、走水礫部層、矢部層(衣笠町、立石、大矢部、小矢部)/凝灰岩(火山灰が固まってできたものです)三浦層群、三崎層(三崎西浜/黒いのは凝灰岩、白い所は泥岩です)、三浦郡初声層/凝灰岩の斜交層理、三浦層群、池子層/神武寺駅北東、凝灰岩/鷹取山、上総層群、浦郷層、野島層、大船層、小柴中里層、浜層、夏島。横須賀層(大津砂泥層)、走水礫部層(横須賀双葉)などがあります。

「生層序は化石帯(バイオゾーン)に基づき、象化石、アンモナイト、石灰岩、ナノ化石(CN2)、放散虫化石(RN5)などで調べます。動物プランクトンなどは珪質の殻を持っていることで調べます」

「古地磁気層序には正磁極期と逆磁極期があり、マグマが固まる時自然に北を向く鉱物(磁鉄鉱)などで分かります。(兵庫県の玄武洞には地球磁場が反対になっている所が見られます)これは500万年前まで測れます」

「年代を測るにはカリウム・アルゴン法というものがあり、噴火するとアルゴンは気体ですから出ていきますが、カリウムは時間が経つと放射線を出し他の元素に変るという特質があります。100あるKが50になるのは12.5億年と決まっている事から推定します。
 溶岩の中にはKだけが流れて固まり→Arに変ります。アルゴンとカリウムの量を測れば固まってからの時間を測ることが出来るというわけです。(ちなみに縄文時代は新しいので測れません)三浦半島は2000万年前の地層です。
 また放射線炭素年代測定法では、C(炭素)がN(窒素)に変る半減期が5730年と決まっています。骨や貝の殻や木片はそのものが死滅した後、Cが減っていく割合を量ることで年代が分かります。(ちなみに5万年より前のもの)
 フィッショントラック法(FT法)というのは結晶(ジルコン)の傷の数で調べる方法です。マグマが固まった時点では無傷なのですが時間経過と共にウランの自然核分裂により傷ができるのです。

「地質年代表は地球の歴史をもとに区分した年代に、絶対年代を入れてまとめたものです。(MA/million yearz ago)
 地球は地軸に傾きがあるので太陽からの熱も少しづつですが、何万年かの周期で変ります。(太陽の廻りは10万年周期くらいで変り、地球の自転は1,8万年周期で変る。
 先カンブリア時代は無生物の時代で化石は出てこないので測定は出来ません。古生代は三葉虫、中生代はアンモナイト、新生代は恐竜の化石などで測定します。(図にある±○○は誤差の記入)バイオゾーンによってその順番を積み上げ表にまとめたものが地質年代表です。

 ちなみにわたしの住む大矢部は矢部層であり、第三紀・中生代の中期に出来たものらしい。遥か昔過ぎてイメージできないけれど地球の話は溶岩・岩の歴史でもある。







手作り。

2014-12-21 06:34:12 | 今日の一枚。
 どうしてこんなにばかばかしい物を作るのか、自分でも不明である。ただ何となくつくりたいから作るとしか言いようがない手作り・・・手元に縫い物がないと淋しい。
 スーパーに買い物に行くときに使用するバック(手提げ)。中にはお財布と更に大きなバック、それにリュックを収納する。
 幾つも中途半端な代物をこさえて、飽きたらさっさと捨てればいいのに、捨てられないものが積み重なっていく恐怖。指でも切り落とせば止めるのだろうか・・・もっと恐い!

『まなづるとダァリヤ』10。

2014-12-21 06:20:43 | 宮沢賢治
 やがて太陽は落ち、黄水晶の薄明穹も沈み、星が光りそめ、空は青黝い淵になりました。


☆他意は秘(人に見せないように隠す)に絡(つないでいる)。
 講(はなし)を推しはかる章(文章)を吐く(言う)。
 冥(あの世)を究(つきつめる)珍しい章(文章)である。
 講(はなし)は空(あらゆる事象は因縁によって生ずる仮の姿で不変の実体はないということ)の精(たましい)の様(ようす)を演べている。