神奈川県立近代美術館の館長さんのお話が聞けるというので行ってみると、かなりの人数。わたしが近づける距離ではない。遠巻きにそれとなく伺っていたけれど、この一年をもって閉館を余儀なくされるこの鎌倉館の成り立ちや設計などを詳しく説明しているようだった。
人の持つ生理的慣習に沿った空間配慮や建物自体が八幡宮という神さまのエリアに所属していることの無二の立地についてなどは(なるほど・・・)と感じ入ってしまった。
展覧会というものが、作家と美術館員たちとの競作であり、作家の視点を非常に大切に為される仕事なのだと知った。数年も前から準備すると聞いたこともある、密な打ち合わせがあると同時に、作品数の過多には把握が困難な場合も生じてしまうという裏話なども聞くことができた。
館内の展示は、朝井閑右衛門『電線風景』清宮質文『夕日と猫』李禹煥『項』など等・・・語りつくせないほどの作品群。(この次ぎ会えるのは何時かな・・・)
・・・生活に追われ、美術館というものが視野になかったわたしの人生。それでも、鎌倉館が閉鎖になると思うと寂しさは募る。
『さよなら』・・・まだ、さよならじゃない・・・でも、お別れの日は刻々と近づいている。
水沢勉館長さんの熱心なお話、ありがとうございました。
人の持つ生理的慣習に沿った空間配慮や建物自体が八幡宮という神さまのエリアに所属していることの無二の立地についてなどは(なるほど・・・)と感じ入ってしまった。
展覧会というものが、作家と美術館員たちとの競作であり、作家の視点を非常に大切に為される仕事なのだと知った。数年も前から準備すると聞いたこともある、密な打ち合わせがあると同時に、作品数の過多には把握が困難な場合も生じてしまうという裏話なども聞くことができた。
館内の展示は、朝井閑右衛門『電線風景』清宮質文『夕日と猫』李禹煥『項』など等・・・語りつくせないほどの作品群。(この次ぎ会えるのは何時かな・・・)
・・・生活に追われ、美術館というものが視野になかったわたしの人生。それでも、鎌倉館が閉鎖になると思うと寂しさは募る。
『さよなら』・・・まだ、さよならじゃない・・・でも、お別れの日は刻々と近づいている。
水沢勉館長さんの熱心なお話、ありがとうございました。