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ペーパー・写・楽

ペーパークラフト、京都の写真、カブ、自転車、軽自動車で楽しんでいます。

MIHO MUSEUMの長沢芦雪展に行ってきた

2011-05-23 10:28:36 | ジムニーでとことこ
 MIHO MUSEUMは琵琶湖の南、湖南アルプスの山中にある。
建築設計はルーブル美術館のガラスのピラミッドを手がけたI.M.ペイという
人によるもの。
円山応挙に学んだ長沢芦雪の絵画ととも楽しみが広がる。


姉から招待券があるとのことで、義姉と姉、こちらの夫婦の4人でジムニーに
乗って出発。

新名神を使えば1時間たらずで行ける。
だが、豪雨。
高速道路も前が見えない。
ワイパーをおもいきり動かしても追いつかない。
走行車線を走る車は時速60kmに落としている。
自分もその流れに沿って走ることにした。

信楽ICで降りて山道をくねくね。
あっというまに着いちゃいました。


広い駐車場(無料)から美術館までは500mぐらい。
歩いてもたいしたことが無い距離。
大雨だったので行きは電気自動車に乗ることにした。
この電気自動車も無料で乗ることができる。
うん、太っ腹。


窓枠全てが透明ビニールシートで覆われていて、周りの景色を楽しみながら
乗れる。
雨にうたれた新緑が眼にしみて心地よい。


立派なお寺さんのような門。
雨降りなので、奥の屋根のある停車場まで連れて行ってくれた。


中に入ると、こりゃまた立派。
清潔感溢れる室内。
足元も壁も調和された石材を使っている。
壁の石1枚でも高級スピーカー台になりそうな代物みたい。




山に囲まれた桃源郷の雰囲気たっぷり。
ここから朝陽が昇ってくる姿を見れば、新境地にさそわれる気がすると思う。


しばし、建物の作りを探求。

・・・・・

まず、長沢芦雪展を見てみた。
素晴らしい。
繊細な彩色された鳥の絵、墨の濃淡を微妙に使って空気感を表した自然風景。
描いた年代や気分によって、荒々しいタッチの水墨画があったり、繊細なライン
で描かれた墨絵がある。
筆でスーと描かれたラインはとてもまねができない。

巡回コースの最後のほうに、3cm四方という小さな中に描かれた五百羅漢図が展示
されていた。
近づいても細かすぎて見えない。
拡大されたものが展示されていて見てみると、極小世界の中に五百羅漢の表情
までが描かれている気がする。
たいしたもんである。

長沢芦雪で感動したあとに、常設展示を見てみた。
これもシルクロードを旅するようになっている。
ギリシャから中近東、中国へ行くにつれ、技法なんかが引き継がれているよう
にも見えてくる。

・・・・・

帰りは雨も上がり、新緑の中を駐車場まで歩いてみた。

デザインされた吊橋。


トンネルの中は幻想的。
未来へワープしそう。


トンネル出口。
ここから駐車場までは枝垂れ桜のトンネルになっている。
春にもう一度訪れてみたくなってくる。

・・・・・

帰路は陽がさす良いお天気。

信楽焼きの里によって、昼食をとり、コーヒーカップを買ってみた。

帰りも高速を使い、1時間たらずで家に到着。

・・・・・

土曜日のUSJ、日曜日の美術館と良い休日となりました。

コメント
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