ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

米FOMC0.5% 利下げ、NYダウ335ドル高、原油82ドルー学校で教えてくれない経済学

2007-09-19 08:31:19 | 経済学

 米FRBが、9月18日、短期の目標金利であるFFレートを、0.5%引き下げ、年4.75%と決めたあと、NY株式市場は急騰、NYダウは335ドル、2.51%、S&P500種平均株価2.89%、ハイテク株指数ナスダックは2.71%それぞれ値上がりして取引を終了した。

 今朝のCNNのテレビを見ていると、怒るものなしの状態である。FOMCは声明文の中で、利下げは、昨今の金融不安が、景気全体に与える悪影響を回避ためであると明言した。株式市場は、サブプライムローン問題を材料に、ここ数ヶ月、文字通り鬱状態で、ふさぎこんでいた。それが、再利下げ期待から、NYダウ14,000ドル復活まで口にし始めた。

 一方、NY原油先物市場は、利下げにより、石油ガソリンの需要がさらに増えるとの期待感とOPECが追加増産を見送るとの観測を受けて値を上げ、バレル82.02ドルで取引された。NY原油は、過去70年代と80年代で史上最高値をつけたが、インフレ率を勘案すると101ドルに見合うと、これまた先高感を煽っている。

 NY金先物相場も、27年ぶりの高値を更新した。一時、オンス733ドルで取引された。エタノールに火をつけられたトウモロコシは最高値更新後低迷しているが、トウモロコシに火をつけられた小麦、大豆の方は、むしろ火勢を強め、新高値を更新している。一年半前はブッシエル4ドルの大豆は、9ドル70セントまで値上がりしている。

コーヒー相場も旱魃を材料にポンド1.25ドルへ、9年ぶりの高値をつけた。原油、大豆に限らず、日本は原料をほぼ100%輸入に頼っている。ドル建て価格の上昇に追い討ちをかけるように、円が安くなっているから、大好きな豆腐も日本人の口に入り難くなるだろう。

最近の為替相場は金利差に連動している。NY為替先物市場は、米FFレートの利下げを受けて、対ユーロでドルが売られ、過去最安値の1ユーロ=1.3971ドルで取引された。ところが、0.5%の利下げのドルが、対円では買われて、1ドル=116.12円前後まで値上がりした。日銀は9月19日の政策決定会議で、利上げを見送るから、対ドルで円は買えない。

借金漬けの米国人は、利下げに特に敏感に反応する。一方、日本では郵便貯金の定期で年0.2%である。一端深海に沈み込むとなかなか浮上できない。1.0%まで下げたFFレートを0.25%ずつ階段を上っていたから0.5%下げられた。ゼロ同然の金利では下げようもない。

敬老の日に、日本人の一人当たり個人資産が1,555万に増えたと出ていた。お金はあくまで道具である。金槌がなければクギは打てないが、道具だけでは生きられない。お金は経済(からだ)全体を流れる血液でもある。お金をきれいに使って豊かな人生を送りたい。(了)




胡蝶蘭

江嵜企画代表・Ken



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥越俊太郎氏のがん、肺に転移していた…今年1月と8月に手術

2007-09-19 06:59:59 | Webニュースより
鳥越俊太郎氏のがん、肺に転移していた…今年1月と8月に手術(サンケイスポーツ) - goo ニュース

2007年9月18日(火)07:39

 一昨年10月に直腸がんの切除手術を受けたジャーナリスト、鳥越俊太郎氏(67)のがんが肺に転移し、今年1月と8月に手術を受けていたことが17日、分かった。

 コメンテーターを務めるテレビ朝日系「スーパーモーニング」で、「わたしのがんは肺に転移していました」と切り出し、闘病の全てを明らかにした。

 同氏によると、昨年10月の定期検診で左肺に影が見つかり、医師に転移の可能性を告げられた。これは悪性の腫瘍で、ステージ4まで進行しており、今年1月11日に入院、同15日に左肺の一部を切除した。

 さらに、先月15日には右肺も手術。最先端の胸腔鏡手術で、炎症性腫瘤と分かった。周囲に黙って仕事を続けてきた鳥越氏は「だましてすいません。今は快調で体重が増えています」と話していた。


*****************************


平均寿命が延びた裏には、こういった闘病劇も多いように思われ、長寿国日本を諸手を挙げて喜ぶ気にはならない。

批判されるのも多いジャーナリストですが、個人的には好きなので、鳥越さんの今後の健康を祈りたい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

厚労相の抗議受け訂正 年金問題報道でTBS

2007-09-19 06:42:51 | Webニュースより
厚労相の抗議受け訂正 年金問題報道でTBS(朝日新聞) - goo ニュース

2007年09月18日21時23分

 舛添厚生労働相は18日、TBSが17日に放送した情報番組「ピンポン!」で、民主党の「次の内閣」年金担当相の長妻昭衆院議員だけが出演して年金問題について舛添氏を批判したのは「政治的な公平」を定めた放送法に違反するとして、TBSに文書で抗議し、謝罪を求めた。

 TBSや舛添氏によると、番組では同氏の写真と発言を示したうえで長妻氏が年金保険料の流用問題などの政府の対応を批判。キャスターは「舛添厚労相に出演を断られた」と話したという。

 この放送について舛添氏は抗議文で「一政党の意見のみを放送し、反論の機会を与えない番組構成は一方的で政治的な公平性に欠け、放送法に照らして問題だ」と指摘。「しかるべき措置」を求めている。

 舛添氏の抗議を受け、TBSが放送に至る経緯を調べたところ、舛添氏に出演依頼をしていなかったことが分かり、18日の「ピンポン!」の中で「昨日の放送については出演の依頼をしていなかった」と事実関係を訂正。放送法違反との抗議に対して同社広報部は「真摯(しんし)に受け止めて対応したい」としている。

 舛添氏は、TBSが十分な対応をとらなければ、NHKと民放で作る第三者機関「放送倫理・番組向上機構(BPO)」に訴えるという。


****************************


一政党の肩は持ちませんが、これは舛添氏の性格からすると、TBSの失態のように思えるので、今後のTBSの対応を見たいと思う。
これが本当なら、TBSも時期も悪いし、相手も間違えたのではないかな?

年金問題を番組で扱うなら、厚生労働相をお招きするのが常識というものだし、「いない相手を批判した」とされる長妻さんも長妻さんだ。
「男らしくない!」・・・、??いいや、これはTBSが横紙を裂く策略?

テレビ局は時々傲慢な態度を取るように思えるところがあるので、これが事実なら、個人的には「いいお灸」になるのではないかと考える。
また、国民の一人として言わせてもらうと、このような片方だけの意見を述べさせる番組制作だと、ある意味「情報操作で国民を騙すこと」になると思うので、金輪際このようなことは止めて欲しい。┌(* ̄0 ̄)┐
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする