ちょっとしたことで知り合いになった方が、最近ワンちゃんを飼い始めたそうです。
彼は普段の会話からも優しさを感じる人柄で、最近ではいつもワンちゃんの話をする。
先日彼が、
「いやー、とうとう車を買いましてねー」
と言うものですから、何を言うのだろうと聞いていたら、
「うちの虎太郎を病院に連れて行くこともあるので車を買ったんですよ」と言う。
虎太郎とは、ワンちゃんのことである。
なるほど、こんな瞳で見つめられると、車でも家でも買ってしまうかもしれない。
彼はもともと明るい人なのですが、特にワンちゃんを飼ってからは、誰かにワンちゃんのことを話した~い!という顔が見え見えである。
で、先日、
携帯を持ち出して、差し出すものだから、「何だろう?」と覗いたら、例の虎太郎君だった。
「あははは、奥さんの写真でも見せるのかなと思った」
と言うと、
「いや、かわいいでしょう。かわいいでしょう」
とワンちゃんの話が始まった。
写真でみても、なるほどかわいい!
「お、それ、ちょっと送ってよ、私のブログに載せようよ」と言ったら、二つ返事で送ってきた。
見たら笑ってしまいましたねー。
彼の携帯で見たワンちゃんは、映したままの写真だったのに、送られてきた写真には、いっぱい飾り付けがされている。
彼がしたか奥さんがしたかはまだ聞いていませんが、これだけ可愛がられていたらワンちゃんも幸せだと思う。
ちなみに彼は超一流の職人ですが、岡本浩一著『上達の法則』PHP新書刊に照らし合わせると、うなずけるところがあった。
すなわち、○○バカだったのです。
私も鍼灸斯界でいろいろな人を見てきましたが、やっぱり鍼灸の上達する人も鍼灸バカでなければ達人にはなれないようだ。
片手間で職人技をなんて考えていては、片手間の分しか上達できない。
私は一時期、別の勉強をしながら片手間で鍼灸治療をしていたことがあり、その間は鍼灸の上達がなかったことを忘れはしない。
「ワンちゃんのために車を買いましたよ」
実に素晴らしい!
何事にもこれぐらいの情熱を注げる人が一流の職人になれると思う。
愛するもののためなら、なりふりかまわず進む。
そんな精神を、そんな根性を習うべきではないでしょうか。
彼は普段の会話からも優しさを感じる人柄で、最近ではいつもワンちゃんの話をする。
先日彼が、
「いやー、とうとう車を買いましてねー」
と言うものですから、何を言うのだろうと聞いていたら、
「うちの虎太郎を病院に連れて行くこともあるので車を買ったんですよ」と言う。
虎太郎とは、ワンちゃんのことである。
なるほど、こんな瞳で見つめられると、車でも家でも買ってしまうかもしれない。
彼はもともと明るい人なのですが、特にワンちゃんを飼ってからは、誰かにワンちゃんのことを話した~い!という顔が見え見えである。
で、先日、
携帯を持ち出して、差し出すものだから、「何だろう?」と覗いたら、例の虎太郎君だった。
「あははは、奥さんの写真でも見せるのかなと思った」
と言うと、
「いや、かわいいでしょう。かわいいでしょう」
とワンちゃんの話が始まった。
写真でみても、なるほどかわいい!
「お、それ、ちょっと送ってよ、私のブログに載せようよ」と言ったら、二つ返事で送ってきた。
見たら笑ってしまいましたねー。
彼の携帯で見たワンちゃんは、映したままの写真だったのに、送られてきた写真には、いっぱい飾り付けがされている。
彼がしたか奥さんがしたかはまだ聞いていませんが、これだけ可愛がられていたらワンちゃんも幸せだと思う。
ちなみに彼は超一流の職人ですが、岡本浩一著『上達の法則』PHP新書刊に照らし合わせると、うなずけるところがあった。
すなわち、○○バカだったのです。
私も鍼灸斯界でいろいろな人を見てきましたが、やっぱり鍼灸の上達する人も鍼灸バカでなければ達人にはなれないようだ。
片手間で職人技をなんて考えていては、片手間の分しか上達できない。
私は一時期、別の勉強をしながら片手間で鍼灸治療をしていたことがあり、その間は鍼灸の上達がなかったことを忘れはしない。
「ワンちゃんのために車を買いましたよ」
実に素晴らしい!
何事にもこれぐらいの情熱を注げる人が一流の職人になれると思う。
愛するもののためなら、なりふりかまわず進む。
そんな精神を、そんな根性を習うべきではないでしょうか。