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米大統領選挙結果待ちで、NYダウ19ドル高、ギリシャ不安再燃でユーロ売り進み1ユーロ=102円台へ下げる

2012-11-06 10:43:29 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


『お天気も米大統領選挙同様に混戦模様』と、「NY,ワシントンなど東部は寒波、西部はロサンゼルスは30℃の猛暑。大統領選挙にも影響しそうです。一方、中国西部は50年振りの大雪、万里の長城で日本人観光客が3人なくなった。今年は暖冬の予報だったが、東アジアは寒い冬になりそうだ。一方、ヨーロッパでは季節外れの水害です。」とワ―ルドWaveMorning(世界の天気コーナー)でキャスターの坂下恵理さんが紹介していた。上海RTSは日本人観光客遭難のニュースを詳しく伝え、藤村官房長官が「中国の方に献身的救助をしていただいたことに感謝すると語った」と紹介していた。

米大統領選挙戦については米ABC,米CNNが共に伝え、CNNは「信じがたい接戦」と評し、ABCは「両候補とも自分が勝利すると確信しているが,既に5,000万が事前に投票を終えている。投票日前日に相手を叩いても効果は薄い。」と、ABCはどちらかと言えばオバマ有利とみていた。フランスF2は「アメリカの若者は政治に失望している。」と伝え、アメリカの学生が経済情勢の悪化でローンの返済が学生の生活を脅かしていると解説し、4年前の米大統領選でオバマに入れたある女子大学生は、「まだ、どちらの候補とも決めていない。本当に困っている。」と語る様子を紹介していた。

週明け5日のNY証券取引所ではNYダウは前日比19ドル高、13,112ドルで取引を終えた。5日付けWSJ紙電子版は「大統領選挙結果待ち。その一言に尽きる。」と語る投資家の声を紹介していた。ワ―ルドWaveMorning(経済情報)に出演した三菱東京UFJ銀行、岩岡聦樹氏は「米大統領選挙結果待ちで、NYダウはもみ合いだった。ギリシャ問題解決に向けた動きが不透明なことを受けてユーロが売られた。方向感をつかみにくい」などと解説していた。NY外国為替市場では、ドルは対ユーロでは買われたが、対円では売られた。1ドル=80.24円、1ユーロ=102.66円で取引された。NY原油{WTI}はバレル79セント高,85.61ドル、NY金相場はトロイオンス8.10ドル高、1,682ドルで取引を終えた。

ワ―ルドWaveMorning(世界の扉コ―ナ―)で、中国経済の行方を特集、NHK中国支局、神子田章博特派員は「①人件費拡大とヨーロッパ信用不安で輸出が減少し、今後は内需拡大に進む。②地方と都市との格差解消、内陸部経済に力を入れ、均衡した発展を目指す。巨大市場が内陸部に誕生するだろう。」と解説していた。中国人経済アナリストは「中国で石炭価格が一貫して値下がりしている。中国経済の現状を象徴している。」と語った。一方、日本人の中国市場の重要性を認めながらも今後については不安視する人が増えているとした後で、湖北省など内陸部需要拡大を狙い、「東風日産は、日本円で一台85万円の車を売り出した。車の足周りを広げ、天井を高くし、ヘッドライトを今以上に伸ばすなど中国人消費者の好みを大きく取り入れた。さらに5店舗増やす。」と語る様子を紹介していた。

メキシコで開催されたG20で欧州不安が色濃く出た。シートベルトは外せないようだ。(了)

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