ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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シリア難民が40万人を突破、日本は本当に平和である、ユーロ不安再燃、1ユーロ=101円、1ドル=79.47円

2012-11-10 09:47:31 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


10月の中国の消費者物価指数が2年9ケ月振りの低い伸びに低下した。これは食品価格の値下がりによると中国国家統計局が9日発表、金融緩和への道が開けたと10日朝のワ―ルドWaveMorningで香港ATVの放送を紹介していた。第18回共産党大会でも「物価上昇を4%以下に抑えつつ国内景気回復を実現する」と報告されている。国家統計局は、この日、10月の公共事業、個人消費、小売り高がそれぞれ伸びた。特に小売り高は14.5% 増え、固定資産投資は1~10月で20.7%伸びが目立った。9日付けのWSJ紙電子版も上記ニュースをトップで伝える一方、問題は持続可能かどうかだと釘をさしていた。

中国関連では、シンガポールCNAが、改革派のホープ、汪洋氏が広東省住民と討論する様子を紹介、『改革の手を緩めることは有りません』と語る汪氏の様子を映していた。10日朝7時台放送のWSJ紙日本版編集長、小野由美子氏出演技の番組で、「汪洋氏と李源潮氏常務委員入りなるか。アメリカと理解し合える仲間かどうか。アメリカは中国トップの新人事を注目している」と紹介していた。日本では国がやるという言葉で全てが押し流される傾向が強い。ところが、日本以外の国では、誰がやるかが最大の関心事である。国が勝手に動くのではない。人が国を動かしている視点が日本では特に欠落している。

ドイツZDFは、米大統領選は終ったがアメリカの実態は何も変わっていないとオバマ米大統領と議会の間に妥協の余地が全くない状態が続いているとニュースを始めた。現状のままだと、減税が廃止され同時に国防費と社会保障費の削減が図られる。70万人の雇用が喪失する。アメリカは一気にリセッションに突入する。クリントンはじめ多くの閣僚の辞任が予定されている。オバマ大統領に休んでいるゆとりは全くない。オバマ大統領は選挙戦で戦ってくれた支持者の前で涙を流した。7時台放送のワ―ルドWaveMorningは「只今、ニュ-スが入りました。オバマ大統領は下院議長に減税措置延長を呼び掛けたと流していた。

9日、NY株式市場は、この日発表されたミシガン大消費者信頼感指数が予想外に良かったことを歓迎して、NYダウは一時60ドル以上上げていた。ところが、大統領と議会との間で妥協成立が難しいと伝えられ急落、前日比ほぼ横ばい4ドル高、12,815ドルで取引を終えた。今朝6時台放送の米ブルームバーグに出演したJohLipton記者は投資家は方向感がわからないと言っている。大統領と議会との妥協が成立しないと「財政の崖」から転落すると解説していた。ワ―ルドWaveMorning(経済情報)に出演した三菱東京UFJ銀行、岩岡聰樹氏は「財政の崖問題、ギリシャ問題不透明からリスク回避の動きからユーロが売られ一時、1ユーロ=1.27ドルを割った。欧州問題と米議会をにらみながらの相場展開が予想される。」と話していた。NY原油はバレル68セント高、86.07ドル、NY金相場は小幅高オンス1,730.30ドル、NY外国為替市場では1ドル=79.47円、1ユーロ=101円だった。

シリア難民が40万を突破したとアルジャジ―ラが報じた。日本は本当に平和である。(了)

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