ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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NY外為市場でドル、対ユーロで6ケ月来の高値、対円では1ドル=123円台キープ、

2015-11-11 10:48:31 | 経済学
ロシア国ぐるみドーピング疑惑は欧米の新たなロシア制裁と反発(学校で教えてくれない経済学)


「米大統領選挙戦で、なぜ共和党候補争いは流動的なのか」と題して、11月10日付WSJ紙電子版でGeraldF.Seib記者は「それぞれに不確定要素が底流を流れている。トランプ氏は自由貿易と移民に懐疑的。シリア内戦、公的給付制度に反対も後ろ向きの気分を感じる人は56%。一方、カーソン氏はアイオワ州で共和党支持率でトランプ氏を抜いたが、しっかりした税制改革案を持たない。貧困家庭に生まれながら医学界のヒーロに上がったが身の上話が調べ上げられ、ほころびが出てきた。ブッシュ氏は知名度や資金面で大きな強みをもつが苦戦を強いられている。クリスティ―、二ュージャージー州知事は公的給金改革で他候補との差別化を図っている。上昇気流に乗るのはクルーズとルビオだ。トランプとカーソンが失速すればクルーズ氏が漁夫の利を得る。ルビオ氏は①新顔、②保守派、③共和党主流候補という3枚のカードを切れる候補だ。」と書いていた。

近着11月17日付ニューズウイーク誌日本版でサム・ポトリッキオ、ジョージタウン大学マコートスクール教授は「米大統領候補者が超えるべき最大のハードル」と題して「クリントンは25年近く国政に携わった経歴がある。しかし、共和党は『彼女は依然として、好感度の点で国民を納得させていない』と見る。一方、共和党候補のブッシュに親近感を抱いていない。カーソン、トランプは政治の経験がない。ルビオとクルーズは上院議員だがまだ1期目。トランプは気質と発言の面で大統領になるには慎重さに欠ける。最も中身のある候補はルビオだ。しかし、借金癖や党のクレジットカードを私的に使った疑いが浮上してきた。クリントンとブッシュが残りそうだが2人ともエリート過ぎて国民に好かれていない。後1年で「一緒にビールを飲みたい人」になれるのはどちらだろう。」と書いていた。

11日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」では英BBCは「カメロン首相はEU大統領に4項目を挙げ、受け入れられなければEU離脱も選択肢にある。」と書簡を送った。その中には移民受け入れに費用がかさむことに懸念を表明した。フランスF2は「4項目はいずれもEUが受け入れられる要件を満たしていない。」と総括した。ドイツZDFは72~82年首相を勤めたシュミット氏の逝去を伝え、与野党含め最大級の賛辞を述べる様子を映した。ロシアテレビはロシア国ぐるみのドーピング疑惑は欧米のロシア制裁がスポーツ界にも及んで来たことを象徴していると批判した。香港ATVは中国の10月の消費者物価指数が予想を大きく下回ったことは中国経済の減速を裏付ける動きだと解説した。

10日のNY市場では中国減速のニュースの中、方向感乏しい中、取引終了直前に買戻しの動きが出て、NYダウは前日比27ドル高、17,757ドルで取引を終えた。NY外為市場ではドルが対ユーロで6ケ月振りの高値を付けた。1ドル=123.23円、1ユーロ=132.03円で取引された。NY原油(WTI)はバレル44.21ドル、NY金はオンス1088.20ドルだった。
誰が次期米大統領になるかによって日本も影響をもろに受ける。関心を持って欲しい。(了)

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