ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

ECBは金融緩和、FRBは利上げ検討、欧米の政策の違いを受けて、ユーロ下落の勢い加速と

2015-11-27 11:00:21 | 経済学
ゴールドマン予測(学校で教えてくれない経済学)


米株式市場は現地11月26日は感謝祭の祝日でお休み。26日のNY外為市場ではユーロが対ドルで7ケ月振りの安値、前日比0.1%安、1ユーロ=1.0610ドルを付けた。対円では、1ドル=122.62~66円、1ユーロ=130.05~08円でと引きされた。27日付ブルームバーグ電子版でDavidGoodman記者は「ドラギECB総裁はインフレ率を早急に2.0%に戻したい。利上げを検討している米FRBとの政策の違いが背景だ。ゴールドマンのチーフ通貨ストラテジスト、ロビン・ブルックス氏は『ECBとFRBの政策の違いに注目した勢いは増すだろう。』と語った。ゴールドマンは来年1~3月には1ユーロ=95セントまでユーロが下落すると見ている。」と書いた。

27日付ブルームバーグ電子版でAlexLongley記者は「ECBによる追加金融緩和への楽観論の拡大でユーロ安期待から欧州600株価指数が前日比0.9%高、384.37で引けた。ユーロの4月以来の安値で輸出銘柄へ追い風、特に自動車株が上げた。VW株は過去5年間で最長の10営業日連騰となった。ただ米国が感謝祭休日のため通常の取引より30%少ない。商い閑散だった。」と書いた。ブルームバーグ、RobertTuttle記者は「NY原油電子取引で、ロシアがトルコに軍事行動で報復する懸念が後退、WTI相場は前日比1.3%,バレル53セント安、42.51ドルで取引された。ロシアのプーチン大統領は、モスクワでのオランド仏大統領との会談の後の記者会見で『IS掃討に向けた大連合にロシアは参加する用意がある。』と発言、トルコからの輸入規制は強化すると発言したが、軍事報復は否定した。」と書いた。

27日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でフランスF2は、10月のフランスの失業者が前月比1.2%増え、358万9,800人に達したとフランス経済悪化を冒頭に伝えたあと「オランド大統領はプーチン大統領と会談、IS撲滅のための共同作戦にロシアに協力を要請した。プーチン大統領はテロとの戦いはフランスではパリ同時テロ、ロシアはエジプトでの旅客機撃墜事故で同じ悲しみを分かち合っている。ロシアはミサイル防衛システムを強化する一方、フランスと対IS作戦で情報を共有する。」と語った」と紹介した。しかし、フランスはアメリカを怒らせるわけにはいかない。」と解説のあと、フランスF2は「アサド擁護のロシア、アサド打倒のフランスの両国の立場の違いを今回も埋めることは出来なかった」と総括していた。

英BBCはフランス、オランド大統領との会談後帰国したカメロン英首相はイギリス議会で『ISによるテロの脅威はパリ同時テロ事件現場とわずか450キロの近い場所で起きた。イギリスに対するテロの脅威はフランスと何ら変わりない。シリアでのIS掃討作戦にイギリスも参加すべき時期が訪れた。』と演説した。トーベン英労働党党首は「イギリスがシリア空爆に参加すればイギリスに対するテロの脅威は益々高まる。反対する。」と応じた。イギリス議会でシリア空爆開始で来週投票が予定されている。イギリス議会ではイラクに参戦したが誤った情報で動いて失敗した過去が重くのしかかっている。」と解説していた。(了)

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脳卒中後遺症の治療について・リアル臨床研究会(臨床実践塾)  連載(10)

2015-11-27 08:20:04 | 診断即治療と虹彩学

膝関節の動き(筋力)を調整する


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12月15日に治療院を上本町駅の近くに移転します。
移転先の住所、電話番号は以下の通りです。
〒542-0062 大阪市中央区上本町西5-2-8 ハイツ上町台201
電話 06-6765-7622


脳卒中後遺症のリハビリ病院では、PT(理学療法士)・OT(作業療法士)・ST(言語療法士)によるリハビリが行われます。
その光景を見ていますと、鍼灸を加えるともっと早く(即座に)、もっと効率よく(ポイントの把握)、納得できる(術者・患者ともに)リハビリができることがわかります。

たとえば、
全身:全身の筋肉の活性化をさせるのに、七星論(人体惑星試論)を使えば、即座に変化することがわかります。
変化がわかるだけでなく、患者さんの回復期間が短くなると考えています。
考えるだけでなく、実際にやってみても、医師やPT・OTが不思議がります。

上肢:これは上八邪というツボを使いますが、指の動きが良くなります。
後遺症の場合は、天候に左右されますので、雨天や地震などがあると症状が出やすくなります。
その日は雨が降っていまして、「手の甲に熱感がある」という人に、上八邪の中の1穴に刺鍼したら、熱感がとれました。
後遺症を経験した人にはわからないのですが、そのような不快感がいろいろ出てくるので、そのような不快感を取ってあげるだけで、精神的に楽になることは言うまでもありません。

下肢:後遺症になると膝関節のコントロールが上手く行きません。それは脳神経の問題ですが、臨床をしていると下肢筋肉の異変も関係しています。
その解消法として、先日のリアル臨床研究会で実験をして見せたのですが、下肢の緊張状態にある、いくつかの筋肉を整えるだけで動き(筋力)が違ってきます。
このテクニックは、下肢に異常のある人の治療から考え出して、それを応用したのですが、これはかなり役立ちます。

理由は、たとえば立ち座りが不自由な後遺症の人に、PTは大腿四頭筋を指で解しますが、ポイントを探ることができれば、鍼で即座に解すことができるので、それを応用した分けです。
「立ち座り」は基本的な動作ですので、立ち座りを調整することで、ベッドから車イスへの移動、トイレで転倒の危険性を回避することができるからです。

股関節:後遺症になると、意識と関節の動き(股関節の動き)が上手くいきませんので、歩く姿勢がぎこちなくなります。
「これも脳神経の関係」と片付けてしまえばそれだけですが、脳神経だけでなく骨格の歪み(ひずみ)も出ていますので、腰椎・骨盤を整えるだけで動きが良くなるのです。
つまり、腰椎の捻れ・屈曲、骨盤の捻れ・屈曲・左右前後捻転などを調整するわけです。

痺れ:片麻痺になった側に痺れのある人がいますが、それは血液循環を良くすることで、ある程度軽くなります。
先日のリアル臨床研究会では、胸椎の歪みを調整して痺れが軽くなったのですが、血液循環を良くする鍼灸を施しても軽くなります。
そして、後遺症にとって「冷え」は応えます。
ですから、冷えを解消する鍼灸を施せば楽になります。

PT(理学療法士)・OT(作業療法士)・ST(言語療法士)が行なう療法に、この冷えを治す鍼灸を加えると、もっと効率のいい治療ができるのではないかと考えるこの頃です。


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