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パリ同時多発テロで、アメリカ大統領選挙戦に影響「国の安全を守れる候補は誰か」に焦点が移行;

2015-11-20 09:57:03 | 経済学
WSJ紙11月15日記事(学校で教えてくれない経済学)


フランス当局はパリ同時テロ事件首謀者アブデルハジド・アバウド容疑者の死亡が確認されたと20日付WSJ紙電子版でNoemleBisserbe記者が書いた。20日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でフランスF2,ドイツZDF,英BBC、カタールアルジャジーラが揃ってトップで首謀者死亡を伝えた。ドイツZDFは「アブウド容疑者が今回のパリ警察による捜索に至るまで自由に往来できたのはなぜなのか。EUの国境警備が不十分ではなかったのか。特にバルカンルートからの難民流入が懸念材料だ。」と指摘した後「フランス議会は19日、非常事態期間3ケ月延長を下院が一部の6議員を除きほぼ満場一致で可決した」と伝えた。アルジャジーラは「アバウド容疑者はIS過激派のここ1年で6回の事件の内4件に関与した疑いがある。今後の懸念として、IS過激派は化学兵器、マスタードガス使用を計画しているとアメリカ政府は指摘した」と伝えた。フランスF2は「なぜアバウド容疑者がフランスに簡単に入国でき、往復を繰り返すことが出来たのか。航空機を使わず車での往来で検問を通過していたことだ。2014年、ドイツ警察はイスタンプールからの容疑者の入国を見過ごした。」と指摘していた。ドイツ国内では容疑者がギリシャからの難民に紛れ込んで入ったことを重視、EU域内を自由に往来できることを認める欧州統合の基本的理念である「シェンゲン協定」を揺さぶる可能性が出てきている。

20日朝放送のNHK/BS「キャッチ!世界の視点」出演の西山誠慈、ウオールストリートジャーナル(WSJ)日本版編集長は11月15日付のWSJ紙が「パリ同時多発テロ事件が米大統領選挙戦で国家的重要問題である安全保障に関連して、どの候補が適格に判断し行動できるかで候補者の資質が問われるようになる。政治家として経験がない候補が不利になる。」と指摘したと紹介していた。一方、今年のクリスマス商戦は映画スターウオーズ関連商品がリードすると11月15日付のWSJ紙記事を紹介した。「キャッチ!世界の視点」(経済情報)出演の大和証券キャピタルマーケッツアメリカ、シュナイダー恵子氏は「暖冬が予想されるクリスマス商戦では大量の冬物在庫が出ることが懸念される」と指摘していた。

20日放送の「ワールドニュース」でシンガポールCNAは「APECマニラ会議ではテロに一致して対応することを決議したが、南シナ海問題は共同宣言には盛り込まれなかった」と伝えたあと「会議場からわずか1キロの場所で大企業を守る取り決めを進めるAPECは無効だ。フリピンは世界の動きに取り残されてはならないと訴えるデモ隊がマニラ警察の放水車に阻止される様子をテレビ画面に映していた。20日朝放送のロシア国営テレビはAPEC総会でメドベージエフ首相は『アサドを支持するとか、アサドを支持しないとかの問題ではない。如何にしてテロリズムに勝利するかが大事なのだ』と語る様子を映していた。

19日NY市場ではNYダウはほぼ横ばいの4ドル安、117,732ドルで取引を終えた。NY外為市場では1ドル=122.89円、1ユーロ=131.89円でドルが売られた。NY原油(WTI)は小幅安バレル40.54ドル、ドル安を受けてNY金はオンス1,078.00ドルへ反発した。(了)

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