第103回尚歯会会場風景
江嵜企画代表・Ken
住吉学園主催、第103回「尚歯会」が9月17日(土)午後1時半から地元住吉小学校体育館で開かれ楽しみにして出かけた。関係者挨拶のあと住吉中学校吹奏楽団の演奏の様子をスケッチした。住吉中学校吹奏楽団は熱演だった。
楽団演奏のあと落語家の桂小枝の漫談、ベイビィ・ブーのコーラスを堪能した。所用があり第三幕、ざ・ぼんちの漫才は失礼した。
「歯」は年齢を表す。「尚歯」は敬老を表す。明治44年≪1911≫住吉村が主催、村の繁栄を支えてきた村民の長寿を祝い敬い尊ぶことを目的とし70歳以上の高齢者を住吉小学校に招待して始められた。
第二次世界大戦、阪神淡路大震災の2年を除き毎年行われて今年103回目となる。神戸市東灘区住吉地区在住の数え70歳以上に招待状が送られてくる。受け付けで招待状と引き換えに梅干し、お菓子などを袋いっぱいに入ったお土産が手渡される。
お土産だけもらって帰宅する人も結構多い。招待状を渡せば誰でもお土産をいただける。住吉小学校校門を前を南北に走る道路は例年送り迎えやお土産運搬のための車で長い列ができる。わがマンションの住民にも該当者が多い。この日はご婦人お二人とお会いすることが出来、談笑しながら帰宅出来幸いだった。
桂小枝の漫談は高齢者の集まりだからであろう脳トレクイズから始まった。下ネタも巧みに混ぜながら会場を沸かせた。5つばかりクイズが出た。そのうちから上品なものから一つ選ぶ。
「かえるの親子が5匹集まりました。大人は2匹です。子供のかえるは何匹ですか?」
「さあ、みなさん、いかがですか?簡単ですね。3匹?いえ、違います。遠くからゼロ匹の声。正解です。子供のかえるはオタマジャクシ。子供のかえるはおりません。そんな具合である。
コーラスにはゲストにベイビィ・ブーの5人が登場。約30分、ボーカル、演歌、懐かしのメロディー、童謡ありで手拍子で会場は大いに盛り上がった。恥ずかしながらベイビィ・ブーなるコーラス楽団を知らなかった。神戸を拠点に1996年スタートした。違いの分かる男のセリフで有名なネスカフェのコマーシャルソングを歌ったと紹介していた。
こちら神戸も今年は残暑なお厳しい。冷房のない体育館は暑かった。住吉小学校の子供たちがコップに水を入れ、小まめに巡回していた。(了)