画像をクリックでスカルセラピー指導風景
この動画での手法は、少し強めのテクニックで行なっております。
9月25日の臨床実践塾で、8月の実践塾に参加した方から、体験談の報告がありました。
それは、8月のセミナーを受講した後、自宅でスカルセラピーをいろいろ試したそうですが、その後気分が悪くなり、「吐いた」そうです。
真面目な方は、そういう体験をするから伸びるのも早いと考えています。
なぜそうなったのか。
それは脳圧を上げたままにしたからです。
セミナーでは、一応そのことを言うのですが、多分忘れていたと思います。
あるいは、「試してみよう」と思ってやったかも知れません。(笑)
9月のセミナーでは、皮だけを動かすセラピーの方法を説明したのですが、8月のセミナーでは、皮だけではなく、筋肉も少し動く程度の力で説明しましたので、その力で頭蓋骨を動かしたわけです。
すみませんでした。
もっときつめに言っておけばよかったですねぇ。
スカルセラピーの正式名称は、「スカルセラピー、バイマイセルフ」(Skull therapy by myself)ですので、最終的には、「自分で自分を整える」のを目的としています。
でも、急にできることではありません。
四肢体幹なら多少強い刺激でも大丈夫ですが、頭蓋は違います。
下手すると、頭痛やめまいが出たりして動けなくなるときもあります。
実は、9月25日のセミナーの時、私は自分の部屋にこもり、「どのように教えたらわかりやすいか」と、自分の頭蓋骨や頚椎をいろいろ動かしていました。
そして、私の時間が近くなったので、会場に行ったのですが、めまいまではいかなかったのですが、妙に気分が悪いのです。
何が原因かわかっていましたので、「ちょっと悪いけどベッドを貸してください」とベッドに横になったまま、頭蓋と頸椎を調整しました。
※頭蓋骨や頚椎は、座位のまま自分で調整するのが難しいので、ベッドを使わせてもらいました。
何とか治まりましたので、セミナーを始めることができたのですが、
「いつもやっていることなのに、なんでだろう」と考えたら、スカルセラピーの練習は、夜寝る前にやっているので、途中で寝てしまうことも多く、力もそんなに入れないからで、きょうはどうも力が入り過ぎたようだ、という結論に達しました。
やれやれ。
ということで、スカルセラピーは軽い力で矯正する頭蓋骨療法ですが、やり過ぎると酷いことになる可能性があります。
頭蓋オステオパシーのDVDを買って、自分で学ぶときには、そういう点に注意が必要かと思います。
このブログや当院へのお問合せやご質問は、下記のフォームからお願い致します。
この問合せやご質問でのお客様情報は、他への流用は一切ありませんのでご安心ください。