オランダ下院選挙結果、スペイン、フランス、ドイツ与党ひとまず安堵、ポピュリズム台頭に一定のブレーキで、

17日放送のフランスF2(学校で教えてくれない経済学）


ムニューシン米財務長官は16日、ドルの長期的な強さは経済にとって最大の利益。ドルへの信頼を反映しているとショイブレ、ドイツ財務相との会談後の記者会見で語ったと17日付けブルームバーグ電子版でSalehaMohsin記者は書いた。足元15日のNY外為市場ではドルが続落、1ドル＝113.28～33円、1ユーロ＝122.02＝10円で取引された。NYダウは利益確定売りから15ドル安、20.934ドルで取引を終えた。NY原油（WTI）はバレル48.75ドルと小幅安、一方、NY金はドル下落を受けてオンス1,226.50ドルへ大幅反発した。

17日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でスペインTVEは「 15日行われたオランダ下院選挙で与党自由民主党が7議席減したが33議席を獲得、一方、極右自由党は12席増の20議席を確保したが第一党に失敗した。投票率は80％で選挙民は英国のEU離脱、アメリカのトランプ政権後の混乱を避けようと投票所へ足を運んだ。EUのユンケル委員長は「自由と寛容の勝利だ」と祝福した。メルケル、ドイツ首相は「オランダ国民はEUを選んだ」と歓迎した。」と伝えた。ドイツZDFは「ルッテ首相率いる与党自由民主党は21.3％確保した。一方、ウイルダー党首率いる自由民主党は13％にとどまった。連立与党の労働党は議席の3/4を失った。ルッテ氏はウイルダー氏と連立を組まない。キリスト教民主同盟など2～3の党との連立を組むが今後数ケ月かかるだろう。」と伝えた。フランスF2はフランス、クラーク高校在校生の16歳の少年が銃を持って校舎で発砲する事件が起こった。校長など数人がけがをした。テロの容疑はない。」と伝えた後「オランダ下院議会選挙で与党自由民主党が30議席を確保、第一党を維持した。ルッテ首相はポピュリズムの台頭にブレーキを掛けたと語った。スペイン、独、仏の与党政治指導者は安堵している」と伝えた。

17日朝放送の韓国KBSは「ティラーソン米国務長官が日本訪問のあと17日韓国、18日に中国を訪問する。中国との会談では、主な議題は北朝鮮問題と予想される。中国が金融機関含めてどこまで北朝鮮に圧力をかけられるかどうかにかかっている。韓国のサード配備では米国は中国と意見の相違がある。韓国の問題がどれだけ取り上げるかどうかだ。中国は韓国のサード配備に報復措置を実施している。中国との会談ではアメリカは中国を為替操作国と認定するのかどうか。南シナ海問題など多くの問題が存在している。」と伝えた後、韓国KBSは「朴前大統領に強制捜査はないと見られている。収賄罪が成立するかどうかふくめ既に十分な証拠集めを終えたとしている。」と伝えた。中国CCTVは「ティラーソン米国務長官が18日から19日にかけて中国を訪問する。習国家主席との会談を予定している。オープンな中米関係の構築を中国は堅持している。朝鮮半島情勢が話し合われる見通しだ。」と華報道官は語った」と伝えた。米HLN(CNN)は「トランプ政権は2018年度予算教書骨子を発表した。国防予算を10％増やす。一方、環境関係31％減、国務省含め対外関係20％減で穴埋めする。民主党は猛反発。共和党内部でも反対意見が多い。」と伝えた。米ABCは「ハワイ州裁判所に続きメリーランド裁判所が移民入国一時禁止措置に関する大統領令に一時指止めの仮処分を連邦裁判所に申請した。トランプ政権に痛手だ」と伝えた。（了）