
西宮病院レジ風景
江嵜企画代表・Ken
3ケ月に一度の眼科定期健診に朝9時予約で兵庫県立西宮病院へ出かけた。幸い異常なしとの診断後、レジで支払い待ち時間にスケッチした。たまたま病院備えつけのテレビを聞くとはなしに聞いているとこの日は珍しく森友問題でなかった。画面に参院予算員会、国会中継とあり、託児所不足が深刻な状況に直面している。早急に具体的な手を打たないと大変だと質問していた。
前日の3月26日は、大相撲大阪場所千秋楽、稀勢の里が照ノ富士相手に大方の予想を覆し逆転優勝するドラマが起こった。勝利インタビューで稀勢の里は「何かが働いた。諦めなくてよかった」と涙ながら語ることばが強く印象に残った。
同じ日の午後9時、NHKは認知症問題で特別番組を放送した。放送の中で日本で認知症患者の数が2025年に1,300万になる。65歳以上では3人に一人、深刻な事態だと解説してた。具体的解決策はなかなか見当たらない。しかし、患者自身も含めて諦めないことが一番大切だと総括していた。
認知症関連で多少手前味噌をお許しいただければ、最近、嬉しい出来事があった。スケッチ&コメントの愛読者のお一人のSさんが甲子園開会式の様子を画いた「春はセンバツから」のスケッチを認知症の奥様に見せた。「ドカベン見たね」「長島選手見たね」と奥様が即反応されたそうだ。「数十年前の出来事です。驚きました。感謝です」と、と嬉しい感想メールがSさんから届き、大いに元気をいただいた次第である。(了)