ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

枚方演奏家協会定期演奏会風景≪スケッチ&コメント)

2017-04-02 10:48:22 | スケッチ


枚方演奏家協会定期演奏会風景

江嵜企画代表・Ken



日本画教室の仲間のUさんの娘さんで、ピアニストの梅村知加さんが出演する枚方演奏家協会主催の演奏会が4月1日午後5時からメセナひらかた多目的ホールで開かれ、楽しみにして出かけた。ピアノ独奏、ソプラノ共演、ピアノとフルート、ヴァイオリンとの合奏交えての演奏で、15分の休憩入れて、午後7時過ぎまで堪能した。

知加さんのピアノ演奏もよかったが安部り麻さんの清涼感いっぱいのソプラノもよかった。安部さんは司会も併せつとめた。力強く鍵盤をたたく斎藤紗綾華さんの熱演も強く印象に残った。北井明子さんのフル―トは重厚感あふれていた。ヴァイオリンは西尾恵子さん。枚方ご出身で京都堀川高校で教鞭をとっておられると会場で配られたパンフレットで知った。自信あふれる演奏は聴いていて胸に迫った。日本ではお金の話をするとはしたないと嫌われるが前売り@1,500円で豪華な演奏を聴かせてもらえる日本という国に感謝である。

Uさんのご家族、お孫さんも交えた席の真後の席から会場の様子をスケッチした。数年前まだ赤ちゃんだったときにお目にかかったことがあるお孫さんもすっかり大きくなっておられた。お母さんとお祖母さんに挟まれて熱心に演奏を楽しんでいた。こじんまりした会場だったが、お子様連れの家族も多く、お知り合い同士がお互い声を掛け合う会場の和やかな雰囲気が良かった。

会場の「メセナひらかた」は初めてだった。会場名を、ひらかなで「ひらかた」と書いたのは「枚方」では読めない人が多いからだろう。会場は京阪枚方駅から徒歩10分ほどのところにあった。分かりにくいかもしれないからと、Uさんが、ご親切に手書きの地図を用意してくれた。地図のお陰で場所はすぐに分かった。

余談ながら「ひらかた」はおそらく渡来人が昔住んでいたと思われる。京阪沿線には交野(かたの)、私市(きさいち)など読めない地名が多い。大阪には南方(みなみかた)という地名もある。南方だから南の方角と思いがちだが「方」は方角でなく、新潟などの「潟」を意味する。潟と知ると納得する。京阪は淀川に沿って京都に向けて走っている。河内磐船と駅名があるが船着き場だったと思われる。

大いに脱線した。演奏会は第一部。モーツァルト作曲オペラ『フィガロの結婚』より4曲、安部り麻さんのソプラノ、梅村知加さんのピアノ伴奏を楽しんだ。安部さんによれば「フィガロの結婚」という物語はウソがウソと重なりハッピーエンドになる。4月1日はエイプリルフール。この日だけはうそをついても許されますのよと会場の笑いをとった。

第二部はショパン作曲のバラード第3番0p。47変イ長調で斎藤紗綾華さんのピアノを楽しんだ。斎藤さんによればバラードとは物語という意味。ポーランドのある湖にまつわる水の精のお話にショパンが題材をとったと解説された。一言添えてもらうと情景がいかにも浮かんでくるから楽しみが倍加する。

アンコールでは「美しき青きドナウ」。ピアノ連弾、フルート、ヴァイオリンの合奏でお開きとなった。京阪枚方駅乗車、淀屋橋で地下鉄乗り換え、阪神御影経由で帰宅したときは9時を回っていた。楽しい演奏会を案内いただいたUさんに感謝である。(了)

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