フリージア全開
江嵜企画代表・Ken
チューリップと交代にフリージアが次は私の番だよといわんばかりに
一斉に開花して来た。穂状花序をなし6弁花が6輪から10輪咲く。
球根を秋に植えると3月はじめに芽を出す。
正直手入れもしない。肥料もやらない。世話がかからないので助かる。
3月末から4月はじめにかけてスローテンポで茎の手前のつぼみから
順番に膨らみ始める。それがほんのりと色づいてくる過程がなかなか
魅力的だ。
ヤフーのブログでフリージアを検索した。南アフリカのケープ地方に
10種ほど分布していた。オランダで品種改良され今では120種類も
あるのだそうだ。
南アフリカで植物採集していたデンマークの植物学者エクロン(Ecklon)が
発見、親友のドイツの医師フリーズ(Freese)に献名した。花の色には、
白、黄色、紅、ピンク、赤紫、藤色、オレンジと多彩である。
花ことばを調べてみた。白;あどけなさ。黄色;無邪気。赤:純潔。紫:憧れ。
いずれ劣らぬ遜色ない花言葉をいただいている。フリージアがいかに
多くの人々に愛されていることが花ことばが示している。
決して艶やかな感じの花ではない。花に顔を近づけるといい香りがする。
甘い香りから「香雪蘭」とも呼ばれるそうだ。香りがいいことがフリージアの
人気の秘密のひとつかもしれない。(了)