ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

欧州株高、米雇用数増加を受けてNYダウ113ドル高、過去最高値更新、英国のEU離脱交渉が基本合意発表も問題山積と英BBC,ドイツZDF伝える(学校で教えてくれあい経済学)

2017-12-09 11:21:18 | 経済学
11月の米雇用数(非農業部門)が前月比22.8万人増と予想を上回ったことや英国のEU離脱に向けた交渉が8日第一段階をクリアしたとして欧州株が反発、8日のNYダウは113ドル高、24,329ドルと過去最高値を更新した。NY外為市場は一連の動きは織り込み済み、ドルは小幅高、1ドル=113.48円、1ユーロ=133.58円で取引を終えた。NY原油(WTI)は小幅高バレル57.36ドル、NY金は小幅安、オンス1,245.20ドルで取引を終えた。

9日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBC,フランスF2,ドイツZDF,カタールアルジジャジーラ、ロシアテレビ、トルコTRT,豪ABC,香港TVB,中国CCTV,シンガポールCNA揃ってトランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認めたと報じ「現地および世界各地で非難や抗議デモが行われた。ガザ地区で30歳の若者1人が死亡、数百人が負傷した」と伝えた。シンガポールCNAは「今のところ大規模な暴力的動きは出ていないが先行き許されない」と警告した。一方、9日朝放送の米CNNテレビは「ヘイリー米国連大使は「イスラエルの首都を決めるのはパレスチナとイスラエル双方だ。米国は和平協議を今まで通り支援する。アメリカの政策は、今までと何も変わっていない。」と語った。ティラーソン米国務長官は「米大使館のエルサレムへの移転は準備に数年かかる。少なくとも2018年にはない」と語った」と伝えた。

9日朝放送の英BBCは「メイ首相は英国とのEU離脱交渉で①アイルランドとの国境問題,②離脱後の英国におけるEU市民、EU内の英国市民の権利を守る、③分担金350~390億英ポンド(約6兆円)をユーロで支払う④2年間の移行期間を設けることでEUと合意した」と話し、午前4時07分にブリッセルへ飛び立った。一方、ユンケルEU委員長は「これから困難な交渉が始まる」と話した。北アイルランドのフォスタ―首相は「時間切れで、英国の国益のため決めたとメイ首相は話した。」と語った。メイ首相は第一段階をクリアして貿易問題、安全保障問題に進むことになる。今回の合意は妥協の産物であるため勝者と敗者が生まれる。どんな形でさえ合意でメイ首相はホッとしている。詳細が決っていない合意は合意とは言えません。ここまで6ケ月かかった。今後の協議は今まで以上に困難なものになります」と伝えた。ドイツZDFは「メイ首相は「これからEUとの貿易交渉、安全保障などの協議に移る」と8日未明、ブリッセルで語った。しかし全ての項目で合意が達成されないと合意と言えない」と総括した。スペインTVEは「英国とEUはEU離脱交渉開始で基本合意に達したとメイ英首相は話した。ラホイ首相は英国とEU基本合意を歓迎した。英国がEUから離脱すればジブラルタルはどうなるか。不安が高まっている。」と伝えた。

9日朝放送の韓国KBSは「9日午前2時49分にM2.3地震が起こった。浦項地震の余震と見られる。」と伝えた。フラジルランデバンテスは「飲酒運転事故に最長8年の禁固刑が決まった」と伝えた。9日放送の米CNNは「セクハラ疑惑が米全土に急速に拡大。辞任した米上院議員は疑惑のホワイトハウスの主が辞任しないのは皮肉だと話した」と伝えた。(了)

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肘が痛い、膝も腰も痛い、頭皮鍼・査穴・巨針の違い (12月24日の臨床実践塾)

2017-12-09 07:34:42 | 診断即治療と虹彩学
今までの「診断即治療」の記事内容は、今後 FC2ブログ にも転載しています。


写真① ここが痛いです



昨日来られた患者さんは、からこれ10年以上当院に来られていると思います。
と言っても、近年は半年に1回ぐらいのペースです。

症状を聞くと、
「肘、特に右の肘が痛くて、左の膝も機械のペダルを踏むと痛いので、サポーターでカバーしてきたのですが、最近ではサポーターをしても痛いんです」と言う。
「肘はどこが痛いんですか?」と聞くと、
「ここが痛いんです」と橈骨頭外側辺りを指で示してくれた。(写真①)

「動かさないでも痛いんですか?」と聞くと、
「こうして拳を握っても痛いですし、雑巾を絞るようにしても痛いです」と言うので、タオルを持ってもらって、どの程度の力で痛みが出るかを確認してもらった。
タオルを持って痛みを確認させるのは、「痛みの指標」を知るためです。
そうすることで、こちら側でも、どれぐらいの力で痛みが出ているんだな、という事がわかるからです。(写真② 写真③)


写真② グッと拳を握るだけでも痛い!



写真③ 雑巾を絞るようにすると痛い!


一か所の関節だけが痛い場合は、七星論の関節配置で考えれば簡単に答えがみつかり、簡単に経絡で治めることができます。
肘、膝の関節は七星配置で「金=肺・大腸」の関係になるので、たいていは、肺経か大腸経で治まります。
しかし、肘関節も膝関節も腰も痛いとなると、全ての関節が弱化していると診ますので、「腎は骨髄を主る」という東洋医学の考え方を取り入れたほうがいいのです。

しかし、こんなことを説明しても患者さんには理解しがたいと思い、
「関節が痛む場合は、多くは関節が狭くなったり、捻じれていたりしているからです。ですから、関節を広げてあげればその場は楽になりますよ」と言い、手技療法で橈骨と上腕骨の隙間を広げるようにしました。
そして、タオルでテストをしてもらったら、楽になったことを喜んでくれました。

しかし、これで治ったとは言えないです。
症状が軽くなっただけの話です。
あちこちの関節が痛んで、動かせないという場合は、1回で治すのは難しいです。
この方の場合は、最終的に「腎」を整えないとすぐに再発してしまうので、腎を狙うことにしたのですが、その前に頭皮鍼で腕の部位に刺鍼してテストをすることにしました。(写真④)
七星論では、髪の生え際も「水=腎・膀胱」と関連すると考えますので、腎の治療にもなります。


写真④ 頭皮鍼をしてみました


で、頭皮鍼をしてから、
「ちょっとタオルを握ってテストしてくれませんか」と言うと、タオルを握って絞り、
「あ、ちょっと軽くなりましたね」と言う。
そこで今度は、腎査穴を使うつもりで、腎と関節の関係を話してから、座位のまま腎査穴に刺鍼しました。(写真⑤)


写真⑤ 腎査穴への刺鍼です


すると、腎査穴の部位を探すために、腎査穴辺りを探っていたら、
「う!」と痛みのある反応を示していました。
つまり、腎に異変がある場合は、腎査穴にも異変が出ているのです。

※ 「査穴」と名付けたのは、最初は「検査穴」と呼んでいたのですが、「肝検査穴」とか「腎検査穴」とすると、なんかしっくりこないので、「検査」から「検」をはずして「査」だけ残したので、「○○査穴」という名前になりました。

腎査穴に刺鍼してから、再びタオルを持ってもらい、痛みを確認してもらいました。
「ああ、ピキッというのはなくなりましたが、痛みはまだ少し残っています」と言っていました。

では、次はどうするかということになりますが、腎臓を活性化させないと痛みは取れませんので、巨鍼を使うことにしました。
右膈兪から中髎、左脾兪から中髎までの巨鍼で、置鍼は10分。
これで腎臓が動き出すので、各関節の痛みも和らぐからです。

巨針が済んでから、再びタオルを握ってテストをしてもらったら、
「ああ、はい。ぜんぜん違いますわー」と言ってくれた。
しかし、ここまで痛みがひどくなると、根本的な治療法を考えなければなりません。

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