クリスマス休暇で25日のNY市場はお休み。海外の外為市場では商い閑散の中1ドル=113.25円、1ユーロ=134.41円で取引されている。クリスマスが終われば関係者は市場に順次戻る。元旦は休むが2日からフル回転となる。引続きNY市場には目が離せない。
26日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でフランスF2は「フランスに観光客が順次戻り始めている。パリのホテルの予約率が67%まで回復した。フランス政府は2017年フランスを訪れる観光客を8,100万と予測、2020年には1億人突破を目指すと発表した。フランスの観光収入は仏GDPの7%を占める。観光客が戻ればフランス経済にも好影響をもたらすことが期待される。スキー客の40%が外国人である。そのためインストラクターはオランダ語、ロシア語など外国語の研修を始めた。」と伝えた。フラスF2は「客は戻り始めたが買い物金額が20%減った」と語るあるパリの土産物店主の声を紹介していた。観光関連では26日朝放送のシンガポールCNAは「バリ島の観光客がアグン山噴火の影響で例年100万訪れるが半減した。ジョコ大統領は観光客を呼び戻すために閣議をバリ島で開催するなど観光客呼び戻しに躍起だ。観光策の影響もあり観光客は戻りつつある。」と伝えた。
26日朝7時台放送の「キャッチ!世界のトップニュース」で「テロ事件が多発した英国、フランスを避けて東ヨーロッパを訪れる観光客が徐々に増えている。その一つにコソボがある。コソボ駐日大使は母国の観光地を巡回、日本の旅行業者にもアッピールしている。コソボではコソボ紛争時の生々しい戦場の後をツアー先に組み込む試みも始めた。」と伝えた。
フランスF2は「鳥インフルエンザの流行であるカモ養鶏場で1,400羽を殺処理した。フランス産フアグラの値下がりが懸念される。値下がりの影響にブルガリア産フアグラはフランス産より4割から5割安い。最大の理由は人件費がフランスの半分以下による。ブルガリアはフランス、イタリア、日本にも輸出している。フランスにとって皮肉なことだが鳥インフルエンザが欧州全土に広がりつつある。ブルガリアにも飛び火した。ブルガリア産のフアグラのフランスへの輸入が止るからだ」と伝えた。
26日朝放送のフランスF2,英BBC、スペインTVEは「ローマ法王が25日、クリスマスメッセージを送った。数千人の群衆がバチカン広場に厳重な警戒の元集まった。法王は為政者による移民規制を厳しく非難した。特に子供たちの飢えと貧困を放置していると話した」と伝えた。香港TVBは「フジモリ元ペルー大統領(79)が25日、保釈された。議会で過半数を占める娘のケイコ・フジモリ氏が裏で画策したのではないかとの憶測が絶えない」と伝えた。中国CCTVは「王毅外相が2017年中国外交の成果を強調した」と伝えた。スペインTVEは「グアテマラが米国に次ぎエルサレム首都移転を決めた。ネタニエフ首相は賞賛した」と伝えた。ロシアテレビは「プーチン大統領はロシア議会関係者と会合し議会の貢献を讃えた」と伝えたあと「ウクライナと親ロシアとの間で捕虜交換が行われた」と伝えた。(了)