ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

猪熊佳子日本画教室風景≪スケッチ&コメント≫

2017-12-11 16:43:30 | スケッチ


猪熊佳子日本画教室風景

江嵜企画代表・Ken



なんばパークス7階、猪熊佳子日本画教室と同階にあるさるお店でお昼忘年会があり、会場に出かけるまでの数分を利用して、教室風景をあわただしくスケッチし、自宅で彩色した。猪熊佳子先生を囲み、教室午前の部の生徒13名(女:11,男:2)が参加した。

教室は今年6月末からなんばパークスのビルに仮住まいしている。教室から窓越しに南海難波駅、スイスホテル、なんば高島屋、左にJR難波駅など展望できる。惜しむらくは13人の生徒が絵を描くには正直狭い。元描いていた日本橋にある高島屋別館に2年間のリフォーム工事のあと元に戻る予定と聞いている。

前回に続き、多くの生徒がこの日も来年の干支を色紙に描いた。筆者は前回までの教室で先生の手ほどきを受け自宅で作成、それぞれ既に無事嫁入り先に届けることが出来ほっとしている。お陰で好評のようだ。当欄でも紹介したワンちゃんの絵を来年の年賀状に使いたいとのお申し出もあり快諾した。これも猪熊佳子先生の原画とご指導あっての話である。自分ひとりだけでは描けない。

今年は、前々から本画にしてみたいと思っていた「心斎橋、かに道楽風景」を制作した。本画とスケッチとはわけが違う。恥ずかしながら、いざ描いてみて難物だったことを改めて実感した。来年は阪神なんば線車内風景にトライしたいと思っている。3~4年前に描いたスマホに夢中になって座る数人の様子を描いたスケッチ画を題材に選んだ。

猪熊先生から「ひとりひとりをしっかり描き切るように」とのアドバイスをいただいた。イラストと日本画とは異なる。猪熊先生からわざわざスマホから検索して、ある洋画家が描いた街を歩く群衆の絵を拡大して見せていただいた。一人一人の人物が、群衆の中では点に見える。ところが拡大して見ると顔形、衣裳含めて全てが詳細に描かれていた。

猪熊佳子先生は来年、高島屋京都店を皮切りに猪熊佳子日本画展開催が予定されている。来年にはまだ開催予定日は決まっていないが、香雪中之島美術館での森田りえ子展も開かれる。現在午前の教室には森田りえ子先生時代からの生徒は筆者含め6人となった。森田りえ子、猪熊佳子という稀代の日本画家に恵まれひたすら感謝である。(了)

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子宮点と男性生殖器との関係。理論は臨床より生まれる (12月24日の臨床実践塾)

2017-12-11 10:54:06 | 診断即治療と虹彩学
今までの「診断即治療」の記事内容は、 FC2ブログ にも転載しています。


婦人科の治療に使う「子宮点」と名付けたツボ



子宮点を解剖で観ると心包経に属する

この図は  こちらのサイト  からお借りしました



このツボは婦人科の治療に時々使っていて、「子宮点」というのは正式な名前ではありませんが、婦人科の治療に時々使っています。
子宮部の痛み、子宮筋腫、生理不順、子宮内膜症などです。
部位は、小菱形骨と有頭骨の関節部にあり、押すと痛みの出るところです。

部位から考えて、「肺経?」と思ったのですが、何度も何度も押していたら、心包経に反応することがわかり、納得できました。
何故かと言うと、生理不順等がある方は、必ず心包経にも異変があるからです。
つまり、生理不順などは「心包経」でも治療ができるということになります。

婦人科の治療としてよく知られたのが「三陰交」です。
七星鍼法では三陰交ではなく、「脾査穴」を使います。
脾査穴を使うと、脂汗を流し、目まいで倒れそうな患者さんでも、2~3分で治すことができます。

それでは、脾査穴と上の写真の「子宮点」はどのような関係にあるかという事になりますが、これは七星論の「対応経絡」を考えれば理解できます。
七星論での対応経絡は、督脈:任脈、水(腎・膀胱):火(心・小腸)、金(肺・大腸):木(肝・胆)、地(心包・三焦):土(脾・胃)となっていますので、地(心包・三焦)を治療すると土(脾・胃)の治療にもなるので、「地」でも「土」でも治療ができるというわけです。

また、任脈と婦人科の関係は、「任脈の任は妊娠の任」でもあり、その任脈と脾経は重なりますので、脾経への治療は任脈の治療にもなるので、婦人科の治療にもなるというわけです。
詳しくは拙著  『人体惑星試論奥義書』  を読んで頂くとわかりますので、ここでの説明は割愛させて頂きます。

ただ、子宮点が心包経に属すると考えた場合、「それでは心包経で治療すればいいではないか」という意見があると思います。
もちろん私もそう考えました。

しかし、臨床は理論だけで考えて成るものではありません。
私はむしろ「理論は臨床より生まれる」と考えるほうなので、臨床をしてみないとわからないのです。

ですから臨床に力を入れるのですが、臨床をする場合の注意点として、そのツボに鍼をして効くかどうかというのを考えなければなりませんので、刺鍼の前に指先で押したりして反応を観るようにします。
婦人科に問題のある人は、このツボに強い痛みがありますので、その場合はこのツボを使ってもいいと考えるわけです。

そして、面白いことには、男性でもそこに痛みのある人がいます。
その場合は、皆さんならどう考えるでしょうか。

私はこう考えます。
女性の子宮筋腫は、男性の前立腺肥大と同じで、肝経に異変のある人に現れる病気です。
ですから、男性でそのツボを押して痛みがあるようでしたら、前立腺などに異変が起こっていると考えたほうがいいようです。

ただし、「子宮点」と言っても、不妊症の場合は腎や卵巣の問題が大きいので(私は肝や冷えも注視します)、不妊症には使いません。
不妊症を巨針療法で治療すると、「サンプルにしたいほどきれいな卵子です」と、産婦人科の医師に言われるようですので、私は患者さんの許可が得られたら巨針を使うようにしています。

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