クリスマス休暇控えて商い閑散、NYダウ28ドル高、カタル―ニア州議会選挙で独立支持派勝利で欧州不安再燃、ユーロ売り（学校で教えてくれない経済学）

トランプ米大統領は22日、米税制改革法案と来年1月中旬までのつなぎ予算案に署名した。トランプ氏は「非常に誇りに思う。中間層と雇用の為の法案だ。企業は文字通り狂喜するだろう」と語ったと23日付けWSJ紙電子版が伝えた。

国連安全保障理事会は、22日、北朝鮮に対する追加経済制裁決議案を全会一致で採択した。北朝鮮への石油製品の約90％削減や海外で働く北朝鮮労働者の1年以内の本国送還などを決めていると23日付けブルームバーグ電子版でKanbizForohan記者が書いた。

22日、NY外為市場では、カタル―ニア州議会選挙で独立支持派3党が過半数を維持した。その結果、欧州政治の不透明感が長期化するとしてユーロが対ドルで売られた。ただ、ラホイ首相敗北もカタル―ニア州独立は容易でないとして買い戻され1ユーロ＝1.1863ドル0.1％安で取引を終えた。対円では1ドル＝113.30円、1ユーロ＝134.40円で取引された。NY原油（WTI）はバレル58.47ドル、NY金はオンス1,278．80ドル共に小幅に上げた。」と22日付けブルームバーグ電子版が伝えた。

「NYダウはクリスマス休暇を控えて商い閑散の中、28ドル高、24,754ドルで取引を終えた。カタルーニア州議会選挙結果を受けて、スペイン経済への影響懸念からスペインの銀行株が前日比2～3％安と売られた。一方、仮想通貨ビットコインは18日高値1万9,511ドルから22日には一時安値1万776ドルへ急落後1万Ⅰ，068ドルで取引を終えた。「ハイエナがうろつき始めた」と22日付けブルームバーグ電子版でJonEmont記者が書いた。

23日は天皇誕生日、国民祝祝祭日のためNHK/BS「ワールドニュース」はお休み。「ワールドニュース」は、朝4時から放送が始まる。さすがに全ては聴取できない。今年も様々な事件やニュースを見て来た。優秀な通訳さんのお陰で23国のニュースを日本語で楽しむことが出来る。4時、5時、6時と来て7時に「キャッチ！世界のトップニュース」で総括される。多くのニュースの中から特に何が落されるか興味深い。英BBCが時間が多い。最近はお隣りの韓国のニュースが7時台に紹介されることが増えた。時節柄かもしれない。「ワールドニュース」の放送が無い日は「ワールドニュースオタク」として淋しい限りである。

22日は冬至。昼間の時間が最も短い。これから日一日一日、昼間の時間が長くなる。いよいよ身体を丸めて寒さをしのいでいた植物さんの出番がやってくる。2017年は、内外で様々な事件や出来事があった。平成29年はあと1週間ばかりで終わり、平成最後の30年を迎える。今年いただいた賀状を拝見しながら賀状をここ数日書いている。鬼籍に入られた方も多かった。ところで2018年は戌年。「戌年の「戌」は「刃物で作物を刈り取ってひとまとめに縛る意。前年の「酉」が収穫直前の状態を表す」とヤフーのブログにあった。「2018年は、ワンちゃんが日本を守ってくれることでしょう」と期待を込めて賀状に書いた。（了）