(学校で教えてくれない経済学)
10日のNY株式市場はダウ(2.1%)、S&P500(1.3%)、ナスダック(2.1%)それぞれ下げた。NYダウは一時700ドル近く下げた。「ワシントンポスト紙が「11月に米中首脳会談を準備している」と伝えたあと株、ドルに買戻しが見られた」と12日朝放送のブルームバーグが伝えた。NYタイムズ、ワシントンポスト、WSJ、ブルームバーグはともに「トランプ米大統領が「FRBはクレイジーだ。あまりにも利上げが急激すぎる。」と非難した」と伝えた。
ブルームバーグは「米株上昇は2009年に始まった。有史以来2番目の長期上昇だ。調整をいれてもおかしくない。特にアマゾンなど急騰銘柄の下げが目だつ。今年、9月26日会合の声明文でFRBが「accomodative (金融緩和的)の文言を10年ぶりに外した。そこから流れが変わった。さらに米中貿易摩擦悪化懸念が急速に拡大したことが重なり株の下げ幅を大きくした。パニック売りはいまのところ見られない。」と今回の株急落を解説した。
NY外為市場ではドルが一時、1ドル=111.86円まで対円で売られた。米中首脳会談来月実施のニュースのあと戻して1ドル=112.04円で取引された。ドルは対ユーロで安定している。ユーロは対円で1ユーロ=129.91円で取引された。NY原油(WTI)は需要減を懸念、バレル70.97ドルへ下落、一方、NY金は安全資産として買われオンス1,227.60ドルへ値上がりした。
12日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で韓国KBSは「NY株式市場は2日続落した。ハイテク株が調整に入った。10日の米国株830ドル強の下げを受けて、11日は韓国(4.4%)、上海(5.2%)、香港(3.5%)、ベトナム(4.8%)、日本(4.1%)、ロンドン(1.9%),フランクフルト(1.5% ),パリ(1.9%)、イタリアは20%近く値下がりした。2008年のリーマンショックは株価急落のあとのG20で危機を乗り越えた。G20首脳会議は11月30日、アルゼンチンで開かれる。」と伝えた。
12日朝放送の英BBCは「11日、ロシア、ソユーズがロケット打ち上げに失敗した。乗り組員2人は無事帰還した。ロシア宇宙局は「ロケットの弁の一つが開かなったためとみられる。原因究明のためソユーズ打ち上げは当面停止する」と発表した。ロシア宇宙事業には大きな痛手となる。ソユーズ打ち上げにはロシア、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本が協力している。」と伝えた。12日放送のロシアテレビは「ソユーズがエンジン故障を起こした。ロシア人、アメリカ人2人はカザフスタンに無事帰還した。1段目ロケットは無事切り離された。事故は2段目ロケットの切り離しの時に起こった。ロスコスモス社は「全てのソユーズ打ち上げを中止した」と発表した。」と伝えた。12日朝放送のドイツZDFは「ソユーズが打ち上げに失敗した。ロシア宇宙産業は現在世代交代の渦中にある。給料が安いため若い世代が育っていないリスクをかかえている」と伝えた。ドイツZDFは「世界51国、8億2,100万人が飢餓状態にある。シリア、ソマリアは特に深刻だ。」と伝えた。(了)
10日のNY株式市場はダウ(2.1%)、S&P500(1.3%)、ナスダック(2.1%)それぞれ下げた。NYダウは一時700ドル近く下げた。「ワシントンポスト紙が「11月に米中首脳会談を準備している」と伝えたあと株、ドルに買戻しが見られた」と12日朝放送のブルームバーグが伝えた。NYタイムズ、ワシントンポスト、WSJ、ブルームバーグはともに「トランプ米大統領が「FRBはクレイジーだ。あまりにも利上げが急激すぎる。」と非難した」と伝えた。
ブルームバーグは「米株上昇は2009年に始まった。有史以来2番目の長期上昇だ。調整をいれてもおかしくない。特にアマゾンなど急騰銘柄の下げが目だつ。今年、9月26日会合の声明文でFRBが「accomodative (金融緩和的)の文言を10年ぶりに外した。そこから流れが変わった。さらに米中貿易摩擦悪化懸念が急速に拡大したことが重なり株の下げ幅を大きくした。パニック売りはいまのところ見られない。」と今回の株急落を解説した。
NY外為市場ではドルが一時、1ドル=111.86円まで対円で売られた。米中首脳会談来月実施のニュースのあと戻して1ドル=112.04円で取引された。ドルは対ユーロで安定している。ユーロは対円で1ユーロ=129.91円で取引された。NY原油(WTI)は需要減を懸念、バレル70.97ドルへ下落、一方、NY金は安全資産として買われオンス1,227.60ドルへ値上がりした。
12日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で韓国KBSは「NY株式市場は2日続落した。ハイテク株が調整に入った。10日の米国株830ドル強の下げを受けて、11日は韓国(4.4%)、上海(5.2%)、香港(3.5%)、ベトナム(4.8%)、日本(4.1%)、ロンドン(1.9%),フランクフルト(1.5% ),パリ(1.9%)、イタリアは20%近く値下がりした。2008年のリーマンショックは株価急落のあとのG20で危機を乗り越えた。G20首脳会議は11月30日、アルゼンチンで開かれる。」と伝えた。
12日朝放送の英BBCは「11日、ロシア、ソユーズがロケット打ち上げに失敗した。乗り組員2人は無事帰還した。ロシア宇宙局は「ロケットの弁の一つが開かなったためとみられる。原因究明のためソユーズ打ち上げは当面停止する」と発表した。ロシア宇宙事業には大きな痛手となる。ソユーズ打ち上げにはロシア、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本が協力している。」と伝えた。12日放送のロシアテレビは「ソユーズがエンジン故障を起こした。ロシア人、アメリカ人2人はカザフスタンに無事帰還した。1段目ロケットは無事切り離された。事故は2段目ロケットの切り離しの時に起こった。ロスコスモス社は「全てのソユーズ打ち上げを中止した」と発表した。」と伝えた。12日朝放送のドイツZDFは「ソユーズが打ち上げに失敗した。ロシア宇宙産業は現在世代交代の渦中にある。給料が安いため若い世代が育っていないリスクをかかえている」と伝えた。ドイツZDFは「世界51国、8億2,100万人が飢餓状態にある。シリア、ソマリアは特に深刻だ。」と伝えた。(了)