ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

週明け8日、NY市場、ダウ、306ドル、1.0%高続伸、一方、ナスダック、2.4%安と続落、明暗分ける、NY外為で1ドル=108.92円とドル高・円安続く(学校で教えてくれない経済学)

2021-03-09 12:30:46 | 経済学
「米債券が売られ米債券利回りが6日続けて上昇した。1.9兆ドル予算法案が一部修正後下院で審議の後成立見込みとなり景気回復に進むため利回りが再び上昇すると見られる。ハイテク株が見送られ週明け8日、NY市場でナスダックが2%以上値下がりした。ダウは幅広い銘柄が買われ続伸した。」と8日WSJ紙電子版がトップで伝えた。WSJ紙は「CDC
(米疾病予防管理センター)は8日、屋内ではマスクなしで集まることが出来るが戸外では社会的距離を義務付けるなど新たなコロナガイドラインを発表した。レストラン再開も条件付きで再開される。新たなバトルが始まる。ワクチン接種は順調に進んでいる」と伝えた。

8日のNY市場でダウは31,802ドル、306ドル、1.0%高、S&P500,3,821,0.5%安、ナスダックは12,609、2.4%安で取引を終えた。恐怖指数VIXは25.47,3.3%上昇、米10年債利回りは1.598%へ2.8%上げた。一時、1.613%まであった。NY外為では1ドル=108.92円、ドルが対円で0.6%値上りした。1ユーロ=129.02円と変わらず、1英ポンド=150.50円、0.6%上昇した。NY原油(WTI)はバレル64.71ドル、2.1%安、北海ブレント、同1.9%安と揃って値下がりした。イラン、サウジ代理戦争でサウジはイエーメンのフーシ派組織拠点を空爆、その報復としてイエーメンが150キロ先のサウジ石油施設をドローンとミサイル攻撃が石油情勢を不安定化させた。NY金は続落、オンス1,678.10ドルと1.2%値下がりした。ビットコインは買い直され、5万1,588ドルで取引された。

ロイター電により8日、NY株個別銘柄の動きを見れば、ダウではウオルトディズニー、201.91ドル、6.3%高、1銘柄でダウを78ポイント押し上げ市場をリードした。ビザカード、220.27ドル、2.3%高、ダウを31押し上げた。ワクチン接種進展、CDCが新コロナガイドラインを発表したあと値上りが加速した。一方、ナスダックでは、テスラ、5.8%安、ズームビデオ、7.9%安、グーグル、4.0%安、ツイッター、5.2%安、フエイスブック、3.4%安、アマゾン、1.6%安、スナップチャット、7.9%安と揃って大幅値下がりした。特にナスダック銘柄に採用され市場をリードして来たテスラが563.00ドルまで下げ、下げ止まらないことがナスダック市場の空気を悪化させていると現地8日放送のCNNテレビが解説していた。

9日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でフランス2は「米ミネソタ州で黒人男性、フロイド氏殺人容疑の警察官に対する裁判が始まった。米国では警官の権利は民法でも刑法でも厚く守られて居る。過去数々の警官に対する有罪率は1%に満たない。今回の裁判でどのような判決になるかいろいろな意味で注目される。」と伝えた。英BBCは「ハリー英王子の妻、メーガン氏が米国でテレビインタビューを受けた。長男懐妊中に王室のさる人物から肌の色の違う子供との言葉を使い厳しい対応をされたと赤裸々に語った。英国でも早晩放送される。英王室にとっても重大な影響が出ると見られている。」と伝えた。シンガポールNAは「ミヤンマー国軍がメディア5社に報道停止を決めた」と伝えた。人口1億3,000万人の中国「成都」が日本企業誘致を積極化してきた」と9日朝放送で紹介していた。(了)

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「長寿の作法~酸化ストレスを抑える食事とは~寺尾純二、甲南大学医療栄養学部教授大いに語る(スケッチ&コメント)

2021-03-09 09:07:21 | スケッチ


画・江嵜 健一郎



3月6日(土)午後4時から神戸酒心館ホールで、語り手として寺尾純二、甲南大学医療栄養学部教授の講演会があり楽しみにして出かけた。会場入り口で時節柄、検温、マスク着用、手の消毒確認のあと席に着いた。ざっと40人近い参加者でほぼ満席だった。

安福幸雄会長から「2017年12月25日の神戸新聞夕刊で「長寿の作法~酸化ストレスを抑える食事とは~」と言う寺尾先生の記事を拝見、これは是非、お話を聞かせていただきたいと1年先の予約を受けていただいた。ところが、その後、コロナ発症。本日、ようやく実現しました。」と冒頭挨拶があった。

話は1時間半。質疑応答いれて午後6時前までの講演を堪能した。当会は講演のあと搾りたての「福寿」がぐい飲み一口が恒例により振舞われる。3密を避けるためにと、配膳の場所が3か所に分散されていた。こんなことまでと思われる方もおられたかもしれないが、コロナ下での行事開催への配慮の一端と拝察した。

寺尾先生が薦める3つの長寿の作法として「①いろんな野菜と果物から抗酸化物質を接種、②炭水化物やタンパク質など栄養バランスも重視、③サプリメントに頼り過ぎない。以上3点です」と話は、いきなり本論に入った。

「抗酸化物質とは何か?活性酸素の発生やその働きを抑えたり、取り除く物質のことである。ポリフエノール、カロテイドなどの種類がある。植物は様々なポリフエノールを生合成して様々な部位に蓄える。野菜にはビタミンA,ビタミンCなどのビタミン類、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル、セルローズやぺクチンなどの食物繊維、ポリフエノールル類を含んでいる。食物繊維は、消化管における生理作用を行う。」と画面に映した。 

「ポリフエノールは体内の抗酸素酵素を増やす。活性酸素の発生を抑える。活性酸素とは何か?他の物質を酸化させて正常な物質を攻撃してしまう酸素のことである。カロテイドは、黄、橙、赤色などを示す天然色素の一群である。ニンジンの色素のβ-カロテンが抗酸化作用によりガン予防に効果があるとも言われている」と紹介した。

「オランダ成人のポリフエノール(フラボノイド類)摂取量と冠動脈系心臓病による死亡率は逆相関する。1990年代の疫学調査でフラボノイドの健康機能に注目が集まるようになった。」と述べ、紅茶、リンゴ、タマネギを寺尾先生は名前を挙げた。

「日本人女性115名(29~73歳)調査で1日あたりの平均フラボノイド摂取量16.7mg,ケルセチン接種量は9.3mg(タマネギから83.6%)」と紹介された。フラボノイドは長寿への期待がある。ケルセチンは動脈硬化予防に効果があるそうだ。

細かい数字は正直頭に残らない。しかし、タマネギと一度聞いただけで頭に残った。身近な野菜であることから余計に親近感を覚えた。

そもそも「酸化ストレス」とは何か?酸化反応により引き起こされる生体にとって有害な作用のことである。酸化ストレスを強める生活とは何か?寺尾先生は「紫外線、たばこ、過食、大気汚染物質、ストレス、過度な運動。食べ過ぎは特に良くない。」と列挙した。

1時間半の講演でバランスが大事だという言葉を数回耳にした。運動も適度だから有効と話された。徳島新聞(2012年9月12日)にホップの成分に筋委縮抑制効果があると報道があった。寺尾先生は「少量のアルコールは心臓病などのリスクを下げる。日本酒なら1日当たり1合、ビールなら大瓶1本までですね。」と話されたくだりも印象に残った。適度だからお酒もビールも効果があるのだろう。

「サプリメントを採り始めるとなかなかやめられない。サプリメントに頼り過ぎないようにすることが大事だ」と寺尾先生は繰り返し話されたことも印象に強く残った。

安福会長はじめ貴重な機会をご用意いただいた清酒「福寿」「酒心館」の皆々様にひたすら感謝である。(了)


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